第4話 新たな始まり

「えーっと、峠さんこれからよろしくね。」

女子と話す機会がないのでキョドっています。

「空くん、峠さんじゃなくて、美友でいいよ。あと、ちゃん付けで大丈夫。そっちの方が…その…ありがたい…」

緊張しているのだろうか?彼女は頬を赤く染めていた。まぁ、男子と話す機会がなかったのかもしれない。ってか、ちゃん呼びはこちらとしても照れるな…まぁ、美女だからいいか!

「それじゃ、よろしくね。美友ちゃん。」

「うん!よろしくね!」

彼女は笑顔でそう言った。その笑顔を見た瞬間ドキッとしてしまった。

まさか、恋してるわけないよな…

そして、僕の新しい席で新たな生活が始まるのだった。


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