第11話 一期一会

その日は「また会えたら」お話ししましょうと、お別れしたのだが。折角友達を作る予定を壊してしまった。

男女それぞれ個室に別れているトイレ前で、身体も男と勘違いした(何かがユニークだった)からなのか?

らんちゅう?達をエロい顔で眺めていたから、声をかけられた訳で、声をかけられた成果は私の魅力ではない。それに何度も何度も再会をかわせてから「良く見る顔ですね」と、ソーユーのりを求めていたのだから。

それにすぐホテル(「し・か・も」永遠のセックスレスなのに)に行くような軽い人間だと思われたくない。誰にでもだけど。そして、こづかいせびりのツバメさんも要らない。だから連絡先を交換しなかったのだ。お堅いですか?重いですか?でもこれで良いのです。これが幼い頃から漫画が大好きで、死ぬまで書き続けるぞと想っていた私の本音だから。

頭のデータベースの利用が楽すぎたから、書き起こさない莫大な作品データになっていたのに。誰やねん、私がファン的心理を、猛々しくたぎらせている、私の超カリスマ以外(超カリスマでもダメダメすぎる事だけど)に、私の脳みそ焼いて、著作権と肖像権などの知的保有財を破壊しネタバレ拡散するのは。そして、生じゃない下半身のアソコに対するセクハラを直ちに止めてもらいたい。警察病院で検査してもらえないじゃないか(怒)と、嗚呼脱線してしまった。でも日がまだ明るい堺東駅の登りエスカレーターでGパンのお尻を撫でられるなんて「何事」です。その時もぴったりしたブラックジーンズに、お尻まで被るぴったりした肌色の首までしまっているニットを着ていたからって、この要素で欲情するな(怒)


しかし、※※※※で声がかけてくれた、イケメンとお世辞出来たにーさん惜しかったなぁ。顔覚えてる自信がないから「何回も会っているうち」にお話ししましょうという約束。叶えられないだろうな(汗)

真面目に仕事として取り組んでいた、派遣さん達ですら顔も声も覚えられないのだから。私から「顔や声を覚えた相手」に話しかける「偶然ですね」がプランだったので、惜しいが次はないだろう。なら一期一会なら、何か話せば良かったのかもしれない。その一期一会を味わおうと思わない私のヘタレさに呆れた。「みすず」ちゃんが「まー」君と寿退社したら、ランチを一緒にしてくれる人いないだろうな?ボッチ飯はたまに夕飯を外食するマクド・ケンタ、モスや吉野家・松屋ほかで慣れているけれど。かつて古きよき日(だから具体的なメニュー案は全部忘れてしまった(汗))に業務中に給食委員会の委員もして社内食堂の質上げに協力した私だもの。今は置換えダイエットで、板チョコとミニッツメイドのオレンジだけど、痩せたら、ぐうんと痩せたら、たまにきつねうどんも良いと想う。係長はきつねうどんしか、食べてないけれど、痩せているし、やっぱり誰でも痩せたいよね。冷凍讃岐うどんは、うちたて麺みたいな歯応えだしつるつるだから、痩せたら、リバウンドしなかったら、私もあげの美味しいきつねうどんを食べてみよう。そうして、朝食はがつんと食べている(4枚切り食パンバタートーストとトマトジュース)私の食欲は昼休み前から身体中を占拠するのであった。


ぱんつの仕事は途中ながら上手くいった様にも思えたし、それぞれの部署で、誰それが何枚何円かけたか帳面につけてなかったので、後で必要とされたら、どうしようと怯えていた。係長に相談出来ない「不甲斐なさ」を恥ずかしく思った。ミスこそ速攻報告するのがリーマンOLには必要なのに。「報告・連絡・相談」を授業で習った私が、実践出来ないでいる。「逃げちゃダメなのに」

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