第7話  エロい?((c)ハイキュー)

金魚の居る場所飲食店※※※※に行きたくなったのは障害者・派遣雇用に切り換えられるという恐怖を、あの(水中で呼吸をする様からのオノマトペ)きゅぷきゅぷとうごうごしてる「エロい」姿を見て、現実逃避しリラックスしたかったからだ。飼育願望があるわけではない。恋を患い片時も離れたくない訳でもないし、魚の飼育は水槽と水が綺麗に洗う管理が重要だから、それは重労働だから、見事にこなせてる※※※※で気軽に会いたかった。

最初は、(何度も言うが)ガラホでGoogleった。それで満足しようと名前を調べ様と思ったからだ。

だが、(何度も言うが)YouTubeや写真での名前の判定は出来なかった。

集団で小さく写っているか、アングルが横からだとかで※※※※で見た様な真上から、その場を颯爽と泳がず留まって泳ぎ、エラ呼吸で動いている映像や写真が無かったからだ。魚愛にあふれ、かってシルバーアロワナの会社の鯉用の池へのに放魚に激怒した「ひろし」先輩は金魚虐待と言うだろうなと想いながらも※※※※を悪くないと思う私だった。

「ぷりずむ」プリティーとプリズムをかけた私の造語なのだが、トランス・ジェンダー(心の性別が躰の性別と逆になる現象)でゲイ(男性同士の愛)になってしまう文鳥達と違い「エロい」らんちゅうかな?と思われる金魚達は、私をジェンダー・クイア(性別がどちらつかず)にしてしまう。

接触願望が無かったから、マイルド(めでるという視姦、ただひたすら動く様を金魚のエラ呼吸に併せてどきどきする。もし水槽がかって、食材のぷりちーなアジが悠々泳いでいた横姿しか写さない水槽ならその輪郭をガラス越しに触れるだけ)がワイルド(誰を怒ればよいのか解らないのだが。もう脳が壊れたので爪切りや投薬の為の補綴すらできない文鳥は、私の手の指と伴侶文鳥の足とが触れあって、伴侶文鳥の躰の輪郭を決して触れない形でくちびるでなぞる様な愛し合うという十戒を守るやり方や、頭や頬や喉へのグルーミングや掌行水や天国への階段という指から指へと渡らす行為等々)に代わることはないが、もう一度会いたかった。だけど、長い間会っているうちに接触願望が生まれるのだろうか?

その時聴覚に以下の様な話が聞こえた。「ゆづおかゆづこは、らんちゅうにするのか?」リクエストに応じてカブト虫ではなく八十万円のクワガタ虫の雄(放虫するのなら、手の力がままならない壊れものの私が壊しにくい方を選んだ)を手配しているのに。と、現時点では口頭による義理の父「はにゅう」の代理人の声が聞こえた。

私はまずいと想う。

もし「らんちゅう?」が「ゆづおかゆづこ」になるのなら、日々のお世話が大変すぎる。私はあくまで、現時点での俳優「りょう」が男性のマブダチとしてモグラ「あやか」を楽しんでいる並の認識しかしないので、どう説明するか悩んだ。

そのままで良いのか?気持ちは間違いなく伝わるのだろうか?

うだうだして解りづらい私を忙しい代理人はほっていった。私はホッと安堵する。らんちゅう?達がきゅぷきゅぷして留まる泳ぎ方をしているという事は「命の限り泳いで魅せてる」との「生きるか死ぬか」から伺えるのエロスであるから、私は「私くらい」は、その虐待飼育をしたくなかった。極端、安くつくから「殺してはゴミ箱へ」を繰り返す様な覚悟が出来てない。

ロボット金魚に樹脂すぎて、柔らかくなくてそそられない私だし。

だから※※※※が繁盛すればいい。そう金魚達は餌をもらい居場所を清潔にしてもらっている、働くリーマンでOLなのだから。前見た時は「らんちゅう?」ではなく「和金」だった。レンタルされてるのか?

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