第2話 帰宅中
あーあ。あいつが父親なんてなぁ。
違ったら、私の人生も変わってたかもな。
そんなこともないかっ。笑
なんて思いつつ、交差点を曲がるといつもの駄菓子屋が閉まっていることに気づいた。
「あ…閉まってる。」
「ですよね。私もそれ思いました」
「えっ?」
「あぁ!ごめんなさい…!」
「いえ…。ここ好きなんですか?」
「そうなんです。私の思い出の場所…的な?笑」
「そうなんですね。」
「あなたも思い出が??」
「まぁ。すこし…」
「そーなんですね!」
「はい。すいません。私ちょっと用事が…」
「あら!ごめんなさい!」
「失礼します」
私もあんなに笑えたらなぁ。
やばっ。早く帰んないと…!
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