ハンバーガー屋でモヤモヤ。

やあ!君は、ハンバーガーは好きかい?

私は大好きだ。


どこぞのマクドナルドの回し者みたいな口調で書きだしたが、私はモスバーガー派である。誰に何と言われようとモスバーガー派だ。


なぜって、ボリューム感と美味しさがちゃんと両立されている。マックで食べれば確かに安くて多い量を食べることはできるだろう。だが、マックはどうしてもチープな味に感じてしまうのだ。


モスバーガーの時は、おおむね「とびきりハンバーグサンド」シリーズ辺りを頼む。オニポテセットかポテトLセットでかなり迷い、モスチキンをつけるかつけないかでも迷う。どれもこれもかなり魅力的なのだ。


対してマックの場合はいつもビッグマックのセットとクラブハウスバーガーを頼み、足りないときはポテトをLサイズにする。大体いつもこのパターンだ。


しかし、なんだかねぇ。マックは全体的にパサパサなんだよなぁ。バンズと言い、パテといい、なんかこう、水分が欲しくなる感じなんだわ。


そう考えるとモスバーガーはすごい。具が全部はみ出してんだ。食べづらいったらない。ソースで口をべたべたにしながらがっつりほおばる。これぞ、モスバーガーの醍醐味である。


あとビッグマックってさ、レタスがなぜか短冊切りされてるでしょ?あれ容器の中にぽろぽろ落ちてさ、あれだけ食べるのなんか恥ずかしいんだよね(別に食べればいいじゃんって話だけどなんか恥ずかしいじゃん)。モスバーガーは一枚一枚瑞々しいのが入っているからすごくおいしいのよ。ヨレヨレのレタスじゃないの。最高。


モスバーガー万歳と言わんばかりの内容だが、実はここにもモヤモヤは潜んでいる。

基本的に外で仕事をするタイプの人間な私は、ファストフード店に長居しながら原稿を書くことがほとんどだ。

こういったとき、カフェならまだ安心して仕事ができる。なぜなら、カフェは「飲み物」がメインなのであって、食べ物をじっくり食べるようなことは少ない。


では、ハンバーガー屋はどうだろう?

ハンバーガーを店内でお召し上がりになられるお客様が必ずいらっしゃるのだ。こういうとき、私のいらぬ心配心が働いてしまう。


今自分が占領している席のせいで、だれかお客様がご飯を食べられなくなってしまっているのではないだろうか?早く切り上げてお暇するべきではないだろうか?などということを、小説を書きながら延々と考えてしまう。


しかもそういうときに限ってドリンク一杯だけで粘っていたりする。ちょうどこれを書いた日にも、行きつけの駅ナカのモスバーガーで瀬戸内はっさくジンジャーエールのMを一杯だけ買ってそのまま席を間借りしていたのだ。


悔しいことに、こういう時に限って仕事が良くはかどる。外のカフェやファストフード店でカタカタパソコンを鳴らしていると、いつもよりもいいアイデアがポンポン浮かんできて、原稿がとてもよく進む。


長居はしたくもないけど、書かないことには仕事にならない。非常にジレンマである。


「じゃあ飯を買えばいいじゃないですか」

こんなことを話していた時、友達につっこまれた。


あー・・・まあ、それ言っちゃえばそうなんすよ。


でもね。それやっちゃったら、

飯食いながらパソコン叩くでしょ?

油でねぇ、キーボードが汚れるんですわぁ・・・。


いま、私のキーボードはちょっと油で汚れがちになっている。これはおそらく、ポテトを食べた後に手を拭くのを忘れて慌ててキーボードを猛烈に叩いてしまったせいであろう。あ~あ。このパソコンだけはずっと綺麗に使いたかったんだけどなぁ・・・クリーニングとか出した方がいいんかなぁ・・・モヤモヤ。



でも、ポテトはおいしいよね。


んーポテトはマックもモスもどっちもいい・・・



ーつづくー

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