第2話橘六花と一色誠也

俺が橘六花と初めて出会ったのは中学校の入学式だった。           その日も彼女は新入生代表として前にでていた。                                                    一目惚れだった。                                                                  俺は彼女と同じクラス1年3組で席も近かったから話しかけてみることにした。 「小学校どこ?!」                            「あなたに関係ないでしょ」                        「みんなと仲良くなりたいからさ!」                    「私は別にあなたと仲良くしなくてもいい」                 冷たくあしらわれたが、俺は仲良くなりたかったからなんどもめげずにはなしかけた。                                   最初は無視されることが多かったが次第に無視されることが少なくなっていった。そしてある時彼女に聞かれた。                       「なんで私に構うの?」                          「君と仲良くなりたいからだよ」                      このあとから俺は彼女と休み時間話したり一緒に帰るような仲になっていた。  俺は彼女のことが好き                

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桜の散る頃に 右京シンゲン @RORIEMON

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