Don't be afraid to try again
最後にミクシィで日記を書いたのが七月だと知り、ああ、時間は経ったそれでも私は生きている、と思った次第ないまなわけで。
気の利いたことはきっと書けない。でも文章を書くという行為はいつだってささやかなこころみだ。小説はもちろん、ブログだってツイッターだって。私はいま、こころみる。いろいろなことを、こころみる。
高校を卒業してからの生活は、まあ言ってしまえばめちゃくちゃでした。
そもそも中学校も高校もめちゃくちゃだったじゃん、と友人のみなさまがたはおっしゃるかもしれませんが、なんて言うかもっと深刻で暗くってこう、密林のなかをなんの武器もなしにうごめくような生活だった。
バイトを辞め、しだいに大学へ行かなくなり。
密林の闇は深くなる一方で、最終的に私はかなり深刻な状態で精神病院に突っ込まれました。
Don't be afraid to try again
ビリー・ジョエル「ストレンジャー」の一節です。
入院前の私はボカロやロキノンに嵌まっていて、洋楽なんて久しく聴いていなかったのですが、とことん追い詰められたとき、ふと頭をよぎったのがこの一節でした。
頭のなかで、あいまいだった一節はしだいにかたちを成し。繰り返し、繰り返し心のなかで口ずさむようになり、音楽プレイヤーの許可が出てからは、毎日「ストレンジャー」を聴いていました。
Don't be afraid to try again
入院生活は退屈です。
でも、退屈なりに楽しくやっていると思います。
そうだ私は愉しく生きたかったのだな。
そう思って、ちょっと決心を固めたりしています。
Don't be afraid to try again
退院は、もう間近です。
自分でもおどろくほどに、私は回復しました。このぶんなら、さぼてんひと鉢程度の面倒くらいみられるでしょう。
Don't be afraid to try again
恐れずに。
柳のように、しなやかに。
Don't be afraid to try again
いろいろ、みんなと、話したいことがあるよ。
うまく書けたかどうかはわかりません。うまく書けていないかもしれません。でもいまはそれでもいいと思います。伝えたくって書いたのです。しずかな夜に、筆を置きます。
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