第88話 山郷

「山郷ー! キター!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「くらえ! この奇跡!」

 望と希は、いつも元気いっぱい。

「ネットのゲームや漫画はユーザーがいるのに、小説にユーザーアクセスが少ないのはなぜ?」

「漫画やゲームの方が面白いからでしょう。」

 JRSの目覚ましとホープも、いつも元気である。

「いらっしゃいませ! 山郷へ!」

「よろしく! 駅娘!」

 新・山郷駅の駅娘も元気に望たちを出迎える。

「出た! 魔法のスマホ!」

「からの、アイテムに魔法をつければ、何でもOK論。」

「例えば、魔法のほうき、魔法の眼鏡、魔法の歯磨き。何でもできるな。」

「からの、魔法のハイメガーランチャー!!! これもOK!」

「魔法のハイメガ粒子法! 魔法の拡散メガ粒子法! 魔法の波動砲!」

「もう十分だ。頭が整理されると嬉しすぎる。ワッハッハー!」

「変身も「変身! ウィザード!」ということは、「変身! 暗黒の騎士! ブラック・ナイト!」とかにも変身できてもおかしくない。「変身! 魔法少女! マジック・ガール!」もありあり。」

「おお! 世界が広がっていく!」

「でも創作って疲れるから、ゲームや漫画みたいに人気がないのよね。だからネット小説投稿サイトの素人小説にはアクセスがない。悲しい・・・・・・。」

「次の展開としては、黒夢クロムと黒花イバラが転校生として、望たちの渋谷スクランブルスクエア高校に転校してくる。」

「学園ドラマの始まりね。」

「愛を知らない黒夢クロムと黒花イバラ。クロムは、いたずらばかり。イバラは、教室でも孤立している。」

「そこに望、希、美杉が絡んでくる。」

「話の盛り上げ方はギャップ。」

「両親がいる、いない。幸せ、不幸。とても学園モノと思えない、ドロドロしたシチュエーション。」

「そして間に挟まれる望と美杉の兄弟には、最悪のシナリオですな。」

「力関係的には、イバラ、望、美杉、希、クロム。やっぱりイバラちゃん最強!」

 次回は、他のキャラクターも考えよう。

「さまよえる山郷人レベル1を倒したぞ! 突破だ!」

 望たちは駅クエストをクリアした。

「電車に乗ろう! 今日の冒険の始まりだ!」

 望たちは、モノレールに乗って、次の駅を目指す。

 つづく。

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