第81話 佐用
「佐用ー! キター!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「くらえ! この奇跡!」
望と希は、いつも元気いっぱい。
「EiMも第6話が終わって制作順調!」
「美杉さんが現れましたね。第7話の展開を考えてください。」
JRSの目覚ましとホープも、いつも元気である。
「いらっしゃいませ! 佐用へ!」
「よろしく! 駅娘!」
新・佐用駅の駅娘も元気に望たちを出迎える。
「今回の駅クエストは、美杉が現れて、さあ大変。からの、次の展開を考えようです。」
「点ではできているから、それをつなげよう。」
「望の魔法。それは夢の魔法。そこにどうやってつなげるか。」
「次のキャラを出してしまうか?」
「いや。それよりも望自身が、自分の魔法と出会い、さまよえる渋谷人レベル1を倒せるようにならなければいけない。」
「希との会話から、自分の魔法に気づくなんていうのもいいな。」
「平和に暮らせる日常が幸せ。でも、平和に暮らせない人、不条理な毎日を送っている人は多い。」
「夢について語り合うか。」
スタート。
「あああああー!!!!!」
その時、望は何かに気がついた。
「見つけたぞ! 自分の魔法! 俺だけの魔法を!」
望は、自分だけの魔法に、自分だけが使える魔法を思いついた。
「ありがとう! 希!」
望は希に感謝して走り出す。
「俺だけの魔法! それは、夢の魔法だ!」
望の魔法属性は「夢」に決まった。
「とりあえず、最後の貼り付けはできた。そこにつなげる話、夢の続きか。」
「望の家族で食卓を囲み、夢について語り合う。」
「「夢じゃと?」」
「望のじいちゃんをハードボイルドチックにしようか?」
「高齢者の夢とは、健康に長生きすること。生きているだけで丸儲け。孫と遊ぶ。」
「欲しがりません勝つまでわ! 戦争ばかりだった。」
「美杉が馴染んでる。」
「望の夢は、希と結婚。」
「希の夢は、望と結婚。」
「じゃあ? 美杉の夢は?」
「望お兄ちゃんと、希お姉さんの結婚を祝福することです!」
美杉は、よくできた妹であった。
「ありがとう! 美杉ちゃん!」
美杉の言葉に感動した希は美杉を抱きしめる。
望が魔法を見つける前に、もう一人、適役を出した方がいいのだろうか?
「さまよえる佐用人レベル1を倒したぞ! 突破だ!」
望たちは駅クエストをクリアした。
「電車に乗ろう! 今日の冒険の始まりだ!」
望たちは、モノレールに乗って、次の駅を目指す。
つづく。
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