第68話 美栄橋
「美栄橋ー! キター!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「響け! この声!」
望と希は、いつも元気いっぱい。
「意義あり! 魔法高校生? AIロボットはどこにいったんだ?」
「AIロボット高校も作ってしまおう。」
JRSの目覚ましとホープも、いつも元気である。
「いらっしゃいませ! 美栄橋へ!」
「よろしく! 駅娘!」
新・美栄橋駅の駅娘も元気に望たちを出迎える。
「今回の駅クエストは、悪役です。」
「ライバルも含めて、どれだけの魅力的な悪役を配置できるか? これが物語の全てである。話が膨らむか膨らまないか。主人公陣営だけで終わってしまうのか、否か。」
「定番でいくと、最初に戦って、後で仲良くなる。仲間になる。」
「各属性と戦い、仲間になる。そして、AIロボットと戦う?」
「過去キャラを暗黒騎士か、黒の魔法使い。黒の魔法剣士。」
「これがマニアックか。分かりにくい? 複雑? 伏線?」
「小学生向けなら、新・ポケモンみたいに主人公側だけでいいんだもんね。」
「過去キャラは名前は変えたとしても、特殊能力は使用できる。ネタには困らない。」
「話を膨らまして考えすぎか。もっと単調に考えないと話が進まない。」
「さまよえる○○人レベル1は、スマホに支配された人間。夢も希望も無くして、さまよっているだけで存在価値がなくなった人間が機械化された姿。ボスではなく、新・仮面ライダーのショッカー的な、雑魚キャラだ。」
「LAWS国家試験の試験管は、ライト文芸部を想定してるし。」
「ライト文芸部の部員は、AIロボットにされてしまったのね。」
「数多の物語を1つの世界にまとめるのは、大変なことで。」
「AIロボットと魔法? 普通の学校? 魔法学校?」
「ハアッ!? 新・USJ的に考えると、魔法学校にしないと、エンターテイメントパークを作ってもらえない!? それは困る!?」
「でも、そうすると新・ハリーポッターに似せすぎではないだろうか?」
「日本版、新・ハリーポッターを目指そう!」
「おいー! AIロボットはどこにいった?」
「敵がAIロボットでいいだろう。例えるなら、新・ドクター・マシリトだ。」
何かは知らないが、これで創作会議は進んでいるのだろうか。
「さまよえる美栄橋人レベル8を倒したぞ! 突破だ!」
望たちは駅クエストをクリアした。
「電車に乗ろう! 今日の冒険の始まりだ!」
望たちは、モノレールに乗って、次の駅を目指す。
つづく。
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