第2話 あおり運転
今日も仕事終わりました。私はどこにでもいる量産型のサラリーマン。幸福度ランキング58位の国に住んでいます。毎朝新聞を読み、朝のニュースを読んでいくのが、毎日の日課。今日も、ニュースを見ました。ただ、今日もまた、どのチャンネルも同じような内容を同じような考察で伝えている。私は自慢ではないが、人生のほとんどは同じような日々。一日の終わりは、やっと一日終わったー。そう思い帰路につく日々・・・
居酒屋「とぅるー」。昨日何か感じるものがあり入った店。今日も何か気になる・・・時間があったので少し入ってみることにした。
今日は2人のお客さんとマスター。芋水割りを注文し、今日も聞き耳を立ててみた。今日は、最近はやりの「あおり運転」に関して話している様子だ。
このままでは日本はあおり運転大国になる?
あおり運転が経済に与える影響は大きい
昨日と同じように、ネガティブな内容だがテレビで伝えられている内容と違った視点で少し興味があった。今、マスコミはあおり運転は悪いと連日伝えている。それに関しては同感だ。言い方が悪いが、さらし者にすることであおり運転を減らす社会へ導こうとしているマスコミは、実に素晴らしい。正しいマスコミのような気がする。しかし、おっさんDとおっさんEは違った視点で話している。少し聞いてみよう
おっさんDは、このままでは日本はあおり運転大国になると主張する。あおり運転の結果、何かが起こらないと名前を公表されたり、社会的な制裁を受けることはない、と言うことを、最近の報道でみんなが思っている。暴行罪、傷害罪まで至るような度を過ぎたあおり行為がどんなものか分かってしまった事が問題の一つである。度を過ぎない程度のあおり運転に関しては、「立証が難しい」これが、現在のラインである。そもそも高齢化社会の日本の道路事情はこれから悪化していく事は間違いない。さらに若者の車離れ。日本の道路には、高齢者が運転する車と、仕事で時間に追われた人が使う車しかない。こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、道路に溢れる運転者のレベル差は、年々広がっていくのは間違いない。そんな環境で、イライラする社会人が「立証の難しい」あおり運転をすることは簡単に予想できる。日本は今度どっちか選ばなければあおり運転大国になる。
共存しない道路。あおり運転に関する罰則を非常に厳しくするスローな道路。
私も、運転にストレスを感じる場合はある。あおり運転をしようとは思わないが、簡単に免許が取れてしまう基準の甘さに少し疑問も感じているのはある。高齢運転者問題も・・・・もしかしたら、運転してもらわなければならない真実がこの国にはあるのではないかと思ってしまう。ただ、それはまたいつか語ります。
果たして真実は?
また、おっさんEはあおり運転が経済に与える影響は大きいと主張する。あおり運転が大きく報じられる事で、運転は怖いものだ。車は怖いものだっという感情を少なからず受けてしまっている。もし、現実に被害者になった場合、運転は楽しいなんて思わなくなる。週末は、家族と楽しいドライブ。こんな週末の過ごし方を選ばなくなる。当然、車でしか行けない様な観光地へ行こうとは思わない。車を買おうとも思わない。必要だから買う。その需要でしか車は売れなくなる。当然、駐車場やガソリンも使わない、旅行にも行かない、買い物は通販で必要なものだけ。もう観光地は外国人しかいなくなるでしょう。
車と共に成長した日本は、その車を悪用するあおり運転者により沈没することになる。
確かに、週末家族で楽しくドライブなんて思わないしデートで車で夜景を見に行こうとも思わない。近くにイオンあるし。
果たして真実は?
あおり運転に関するニュースが連日流れているが、あおり運転者の異常ぶりだけが報道されている。あくまでもいかれた個人の暴走であるかのように・・・私はあおり運転する様な人は嫌いで仕方ない。ほんと人間として見れない。しかし、それを作り出しているのは、幸福度58位の国ではないかと考えさせられる一日でした。
あ、京橋の終電が・・・・
では、また。
飲み屋で語られる世間の真実? T-たっくん @T-takkun
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