姫様への恋(1)
――ペち
―――ぺちぺち
――――ぺちぺちペち
――て―ル
お――べ―――
「起きて!!ベル!!!」
「ふぁぁ〜あ、何?お姫様」
「何?じゃありません!授業をサボるとは何事ですか!!」
「いいじゃん別に、所でさ」
「なんですか?」
「俺、このカッコ辛いんだけど」
めんどっちいなこのお姫様
さーて、自己紹介です
俺の名前はアルベルト・ソニー
みんなからベルと呼ばれているんだぜ☆
よろしくぅう!!
なんて冗談は置いといて
俺は今、吊るされている
永遠のNo.2のお姫様に吊るされた
――――――教室の黒板に
「ちゃんと授業を受けるなら下ろしてあげましょう」
「嫌です(キリッ
だから逃げます。――我が身を喰らい発動せよ――――――トレース」
俺と姫様の位置が変わった
「下ろしなさい!!」
「二度と俺に関わらないのなら下ろしてやろう」
「うぅ〜嫌です!絶対に貴方を離しません!!―――我が身を喰らい発動せよ―――束縛之影」
俺は影に縛られた
どうしよ
「なん…………だと!?こんなことしやがって…………こうなったら……………」
「お前らいい加減にしろ」
すんごい殺気
えーと、センセイ?違うんです!だから!ね!あれ《雷撃》だけは許して!?ね!!!!??
「先生!!ベルがさぼってました!!!」
あのアマ!!俺を売りやがった!!
こうなったら我が身を喰らい我が身を隠せ神霧!!!!
俺は無詠唱でにげ―――――――――――――――――――――――――――れませんでした
この後滅茶苦茶雷撃受けた
―――――――――続く
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます