後輩は可愛い(2)

「せーんーぱーいー」

「どうした?後輩」

「彩です!」

「俺は大輝です」

「私は彩です」

「そして私は望です」

うんうん、うんー?望さーん?なんで居るんっすか?

『え!?』

「なぁに?大輝が好きな彩さん?」

「なんでもないです!びっくりしただけです」

「そう?私は大輝が大好きよ!」

「え?俺も望の事大好き」

「私の事忘れないでください?」

「なぁ、望」

「何大輝?」

「付き合わねぇか?」

「付き合わないわよ?」

「先輩先輩、付き合いませんか?」

何この子可愛い、いや、可愛いけど何か違う、なんだろう何が違うんだろうま、いっか

取り敢えず

「えい」

「あうっ」

チョップした

「なにするんですかぁ〜」

「振られた先輩様を励ます訳でもなく、告白してきた後輩ちゃんにチョップしただけさ」

―――ぽふっ

「ごめん、ごめん」

そう言いながら頭撫でたらすごくいい笑顔を見せながら

「しょーがないですね!ゆるしてあげます!!代わりにデートしてください!」

「だってよ望行くか?」

「大輝デートって何か知ってる ?」

「男女が2人で出かけること?」

「まぁ、そんな感じなのだけれど、何故私を誘ったの?」

「私も気になります!」

「ハーレムデートがしたかった!!(キリッ)」

『ハァ……』

「ため息つかないで!!」

何がダメだったんだろ

ため息つかれてしまった

ほんとに何でだ?

俺は首を傾げた

『あ、ダメだ解ってない』

「うーん、てへっ!」

「てへっ!じゃありません!!」

―――――――――

こうした日常が続くのであった―――

――――――――――――end





――――――――――――

次の話は異世界です

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