後輩は可愛い(1)
「おはよう大輝」
「おはよう望」
そっけないいつもどうりの日常が始まる
そう思っていたのに―――――――――
「センパイ好きです」
誰だチミは
「誰だチミは」
ダメだ思ってる事と口にしてることが一致してしまった、
「私!
うーん、金髪の背の低い美少女に告白されてしまった
こういう時は………………断るに限る
「ごめんなさい、何の罰ゲームか知らないけどおじさんそういうのは感心しませぬ」
「むぅ〜罰ゲームでもなんでもなく貴方が好きです」
えぇー1番困るヤツだ
「僕のタイプではないので、じゃ!」
「えぇー待ってくださいよー」
結論、こういうタイプは逃げるに限る
だって俺、望がすきなんだもーん
悪いか?毎日挨拶してくれる美人な隣人だぞ?好きにならん理由が見つからん
望はクール系な美少女で、好きだ、うん、好きだ
「うむ」
「なにがうむなのよ、大輝」
「は!望いつからそこに!?」
「告白されて、断ったとこから」
「それを初めからと言うんですよ?望さん?」
「てへっ!」
あぁもう可愛いなぁ
「へっ」
でも鼻で笑っとこう
「むぅ〜」
むくれてる望かわいいなぁ
「むくれてもダメで〜す」
「ふふ、あはは」
「ははははは」
こんなくだらない事で笑える日常を大切にしたい―――そう思う
「先輩!!」
「なんですか?後輩さん」
「あやって呼んでください!!」
「嫌です(キリッ)」
「キリってなんですか!?きりって!!!!」
「キメ顔(キリッ)」
「なん……やて!?」
「へっじゃあな」
「待ってくださいよぉ〜!」
「嫌です(キリッ)バイ!」
そして俺はトイレに逃げ込んだ
はぁ、あの子何時まで追いかけてくるんだろ
教室までこられ………来そうだな
サボろ
そして俺は保健室に向かった―――
―――――――――保健室にて
「先生〜腹痛〜」
「そんな、オペ口調で来ても信じないわよ」
先生は笑いながら言った、この先生はそんな事を言いながら休ませてくれるから好きだ
――――――
「センパイ!大丈夫ですか!?」
「おーん?どちらさん?」
「私です!!彼女の彩です!!!」
「先輩は嘘つきは嫌いです」
「ごめんなさい」
「素直でよろしい」
――――――――――――――――――
続きます(珍しく)
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