第2話 侵入と戦闘


 朝日が昇り始めると急に気温が高まりだした。夜明けとともに傭兵団の一団は、『荒野神殿』が鎮座する湖中央の島へと上陸を始めた。

 ケイル達の班が上陸する頃には、東の空から日が照りつけていた。日差しに嫌気が差しながら、ケイルは目の前にそびえる黒い城壁を眺める。城壁は何かによって黒く染め上げられており、その部分もすべて黒くなっている。例えば割れた破片も隙間なく黒い。ただ石そのものが黒いわけではない。転がっている破片を砕いてみれば、白い石であることがわかる。だがそれもつかの間のことで白かった部分が徐々に黒くなっていく。擦ってもとれるようなものでなく、表面自体が変色しているようであった。

 気味が悪く傭兵団の一部では怖がるものもでた。しかし、これに興味を示す者がいる。レディミアであった。


「この城壁を変色させてるのはなんなのかしら」

「気味が悪い。レミ触らないほうが良いよ」

「ケイルも怖いの?」


 かくいうケイルも気味が悪く思った一人であった。レディミアは少しニヤついて彼に石のかけらを向けてくる。彼は嫌そうな顔をして体を避ける。その反応に面白そうに彼女は笑う。そしてさらに彼女は近づいてくるのでケイルは離れる。それを何回か繰り返した時に――。


「じゃれつくのは後にしろ! 早く行くぞ!」

「すみません」

「お父さん、ちょっと待って。まだ調査してない!」

「なら早くしろ」


 レディミアは舌を出しておどけた風を装いながら、手に持った意思を捨てた。ケイルはほっと息をつく。レディミアはすぐに城壁に寄っていき何かしらを調べるために城壁をペタペタ触り出す。


「レミ、さっきも言ったけど、ここ罠とかあるらしいから気をつけなよ」

「わかってるよ。私を誰だと思ってるの」

「だから不安なんじゃないか」


 長い溜息を吐いて肩をすくめる。腰の剣の柄に手をやっていつでも抜けるようにしながらも無防備な彼女の背後に立って追いかける。他の班の仲間は、彼とは離れ辺りの警戒をしている。現在は斥候である第一班が城壁内に入り、中の様子を確かめている所であった。


「なにかわかるか?」

「うーん、昨日話したパルマン叙事詩だとこの城壁は白亜の壁だったそうよ。なら、この黒いものはなに?」

「悪神とかの関係じゃないの? ここ魔穴があるって言われてるし」

「確かに、悪神のせいってのは一番話が早いよ。でもね、それじゃあ神官や鐘師達の言っていることと変わらないじゃない」

「何が悪いんだよ」

「彼らの見立てや残された資料の蓄積は素晴らしいよ。でも、それだけで世界が組立っているわけじゃないってのを私の生まれる三年前に発覚したところじゃない。私は、彼らの意見に拘泥するのは嫌い」

「聖霊様はいるじゃないか」

「ええ、聖霊様も天龍様も神獣も幻獣もみんないるわ。だから鐘楼教会が説いていることのほとんどは間違いないわよ。でも、――これは」


 彼女は城壁の一部に何かを見つけたらしく、急にしゃがみこんで話を切った。ケイルは彼女の考えが理解できるわけではない。彼女は彼からしたらできすぎた天才なのだ。凡人でしかない彼がわかるわけもないと思っているのだ。

 鐘楼教会への彼女の見解なんて神官たちの前で披露すれば、糾弾を免れないだろう。けれど、彼女はその言説に対抗し得るだけのものを持っていた。一般的な鐘楼教徒でしかない彼には彼女の言っていることをうまく飲み込めないでいた。


「ねぇ、ケイル。これ持ってくれない?」


 彼女が指差したのは、倒れた石版だった。崩れた城壁の一部ではなく、石材の様子が変わっていた。当然だが、この石版自体も黒く染まっている。


「これ? 持ち上げればいいのか?」

「ええ、私も一緒にするからひっくり返してほしいの」

「わかった。けど、これ上がるかな……」


 石版自体の大きさは家の扉ぐらいあり、二人で持ち上がるか不安になる大きさであった。ケイルはもし上がらなかったら、誰かに手伝ってもらおうと思いながらも石版に手をかける。

 持ってみれば、不思議なほど軽く二人でひっくり返すことが出来た。ひっくり返した面には装飾がなされた跡が欠けていたが確かめられた。


「これ、石じゃないね」

「え? 石にしか見えないけど……」

「そう、石に見えるようになっただけで持っても軽かったでしょ?」

「確かに軽かったけど。何かわかるのか?」

「うーん、装飾の一部は、このアルベン荒野一帯の古代遺物としては一般的な文様に見えるけど……」


 装飾自体は華美過ぎない程度のものでしかなく、特別な仕様で作られたものでないことはケイルの目から見ても明らかであった。下から樹木を表したような装飾に枝が額縁のように伸び、縁取りを添える。その中に小さな花と鳥、そしてそれを囲うように二匹の獣が彫られているようであった。獣に関しては、尻尾が大きいな四足しかわからず、胴体の部分から顔の全体が大きく毀損していた。新しい傷でないことからどうやら随分前、それこそこの『荒野神殿』の頃にまで遡るのかも知れないとケイルは思った。


「二匹の獣……」

「わかるか?」

「絶対どこかで見覚えあるのに……思い出せない」


 彼女は首を振る。どうやらレディミアの見識を持ってしても何の文様を書かれているのか不明のようであった。ケイルは悔しがって装飾の隅々まで見ている彼女から目を離し、アングスのいる本隊の方へと顔を向ける。すると、一班の仲間が帰ってきている様子が伺えた。


(そろそろ、出発かな……)

 

 彼がそう思うのとほぼ同時にアングスが手を振るのを見た。




◆       ◆       ◆




「どうだったよ、レミ」

「わかんない。けど、この城がなんで『荒野神殿』と呼ばれるのはわかったよ」

「どういうことだ?」

「向こうで石版みたいに加工された板を見つけたんだけど、その装飾が古代遺跡の中じゃあ神殿に使われる文様だったからね」

「なんでそんなもんが、城外に?」

「知らないよ。盗掘者がたくさんいるみたいだし、持ち出した物の一部かもね」

「なるほどな」

「あの石版だってあんなところに放置したけど、持ち帰れれば価値があるよ」

「さすがに、ただの板を持ち帰るのは勘弁してくれ」


 レディミアはアングスの言葉にフンッと顔を背けて不満を表した。アングスもその態度に首を振って呆れる。周りに聞いていた仲間達も同様であった。

 アングスの話によると、城壁内の危険度はそこまで高くないらしい。けれど、城の中央部の本堂に向かえば魔獣が現れるようにあると斥候が話をしたらしかった。それを聞いて傭兵団の仲間は顔つきが変わる。魔獣となれば、一筋縄でいかない戦端が開かれることになる。気合を入れないと犠牲者が出かねないからだ。

 ケイルはレディミアの様子をちらりと眺めると彼女も彼を見ていたので視線を思わず逸らす。


「でだ、魔獣の種類は小狼種ウルファヴァリが数頭確認できたそうだ。第一班の話によると小鬼種ゴブリンもいたらしい。つまりは、地上から本番だってことだ。お前ら気合い入れていくぞ」

「――おおぅ!!」


 一同がアングスの言葉に応える。小狼種ウルファヴァリは小型の狼のような魔獣だ。動きが早く、鈍い攻撃では傷つけることが出来ない。数頭以上の群れでの行動が基本形態のため、用心しなければ囲まれてしまうことが注意点であった。小鬼種ゴブリンについては、人間の子供ぐらいの背丈の魔獣だ。体は小さいが力は平均的な成人男性を優に超え、棒状の道具や弓まで扱えるものがいるため、危険が大きい。けれど、動きはそこまで機敏でもないため、しっかりとした武芸が身についていれば、遅れを取ることはない。もちろん個体である場合であって、群体であれば別である。


「まず、一班の休憩挟むから真ん中にいてくれ。二班が前衛するから三班は後衛を頼む」


 それぞれの班長が彼の言葉に応える。班は各班十名で構成されている。一班は斥候などの情報収集が主の部隊である。基本的に戦闘は他の班が担当している。今回の編成においては、二班三班が主力部隊であり、対岸に残してきた四班は後衛部隊であった。

 ケイルたちはアングスの決めたとおりに陣を組んでから城壁内へと入っていった。城壁内は黒い石となった石造りの建物が林立していた。建物自体の劣化も著しく上部が完全に崩れているものもあった。そのため、通りを歩いているが、崩れた建物のせいで動きが制限されたり死角が増えている。各班の動きは慎重に進んでいった。


「すごい! すごいよケイル!」

「声抑えろ。魔獣いるかも知れねんだから」

「ごめん、でもすごい。ここ、古代文明期の建物ばかりが未だに存在しているの! すごい」


 レディミアが興奮を隠しきれないように騒ぐ。ケイルは慌てて止めるが、彼女の興奮は冷めやらない様子であった。彼女にとっては、自身が書物で読むか、貴族たちの邸宅などに保管されている過去の遺物の欠片を見ることしか出来ていなかったものが、そこら中にあるのだ。興奮するなというのも無理があった。

 彼女としては街の逐一を調査し、研究として資料制作に掛かりたい気持ちであった。しかし、ここは魔獣発生が確認されている。国家規模の征伐作戦を行わなければ、そのような調査が行えないことは理解できる。故に彼女もその場から駆け出すような失態を侵すことはなかったのだ。けれど、気持ちだけはどうしようもない。


「本当にすごい。古代の空間がここにまだ息づいているの……」

「警戒もしてくれよな……」

「わかってるわよ、大丈夫」



 一行の行軍は順調に進んだ。途中、魔獣は疎か獣も一切見ない。行軍はじめのレディミアの興奮も落ち着いたようで今は静かに進んでいる。その目線だけはキョロキョロと忙しないものではあったが。

 違和感を初めに口にしたのは、同じ班のパンクという槍を肩に担いでいる坊主頭の男だった。


「なんか、ここ暑くないっすね」

「たしかにな」


 彼の言葉に反応してケイルは空を見上げる。空には忌まわしいほどに燦爛と輝く太陽が煌めいている。しかし、昨日のような陽射しであるはずなのにその陽射しに暑さを感じない。


「パンクよ、いらんこと言ってねえでちゃんと前見ろ」

「へへーい」


 班長に叱られたパンクは話を切り上げて辺りを伺うような素振りを見せた。パンクは二班の中では唯一の元傭兵団ではない人員であった。急増で傭兵団の人員をかき集めたため、当然傭兵でなかった者たちからも集めたのだ。その一人がパンクであった。パンクはケイルと同じ街の兵士だった。親は街の傍の村に住んでおり、彼はそこと街しか世界を知らなかったのだ。だから、この危険極まりない話に乗ったのだと語ってた。

 ケイルは暑くないことは不思議だと思ったが、この違和感の答えを知りたくてレディミアに目線を移す。しかし、レディミアはなにか考えているようで先程までの明るい顔色をなくし真剣そのものに足元の虚空を眺めているようであった。

 それが危なっかしくて彼は彼女の脇に並行するように歩いた。



「――あ! あれ!」


 レディミアの声が行軍中の皆に伝わる。彼女が指差した先には、対岸には見えていた『荒野神殿』の中枢と思われる城の尖塔が見えた。歪に広がり、不安定に繋がった塔と柱、渡り廊下が見える。黒々に気味が悪い雰囲気を醸し出すのが伝わってきた。

 傭兵達の間にも少しだけざわめきが起きる。そして表情を引き締めるのがケイルには伝わってきた。


「気味が悪いっすね、ありゃ」

「お前ら、こっから本番だろう。一班の話だとここらから魔獣が見えたそうだ。キィ引き締めろ!」


 パンクの気の抜けた声の後にアングスがもう一度喝破をかけた。それぞれが自分の握る武器を確かめるのが感じられる。ケイルも抜き放った自分の剣を今一度確かめるように握り込む。 

 その時だった。


「――前方、小狼種ウルファヴァリ三頭!」


 一番前にいた二班の盾持ちが叫ぶ。ケイルが目線を向けるとそこに三頭のくすんだ青色の毛並みを持つ犬がいた。魔獣であった。三頭もこちらに気づいたらしく一頭が遠吠え放つのが聞こえた。


「遠吠え、仲間を呼んだぞ! 全周警戒! 弓射がけぇ!」


 アングスの吠えるような叫び声に皆の顔つきが変わり隊列を組み直す。ケイルも所定のとおりに動く。一班を除き、各班構成は盾持ちと呼ぶ大盾を持った重装の人員が四名いる。そして槍持ちが二名に弓が二名、剣持ちが二名だ。剣持ちは基本的に突撃や遊撃を行う目的で存在しているため、隊列内に組み込まれれば間合いの関係で相手の突撃を待つことになる。ケイルとレディミアもそうである。一班は斥候担当なため、盾持ちは二名しかいない。

 計十名の盾持ちが隊列の外側に陣取り隊列の壁を成す。

 弓持ちが前の三頭に射掛ける。と同時に、隊列を前進させ、小狼種ウルファヴァリの方へと向かう。魔獣は序盤の数が少ない段階でどれだけ倒せるかが鍵になる。特に単体での戦闘力の低い数を揃えている魔獣の種は特に重要であった。


「一頭、命中! 二頭先に来ます!」

「槍、前ぇ!」


 弓持ちの報告とアングスの号令に槍持が盾の間から突き出す。基本的な戦闘の型ではあるが、突っ込んでくる相手には有効だ。人間相手だと工夫もいるが、魔獣は上位種以外は工夫はいらない。単純な突撃が彼らの基本攻撃方針であり、それだけに数を揃えられると少ない人数では対応ができなくなる。だからケイル達は早期殲滅が基本だ。特に魔獣の天敵たる鐘師がいない部隊では数は致命になる。

 二頭の小狼種ウルファヴァリは真っ直ぐに向かってきた。弓の第二射が放たれる。一頭は器用に避けたが、一頭は足に当たって速度が落ちる。次の瞬間には、盾持ちとぶつかる圏内に入り、槍持ちが盾の隙間から突き入れる。素直に突っ込んできた小狼種ウルファヴァリは槍に突き立てられて絶命した。そのまま前進し、二頭目と衝突した。矢によって負傷していたが、果敢にその牙を突き立てようとするが動きが緩慢になっていたため、大盾でその牙を防ぐことに成功する。そしてその隙きを槍で突き立てられ致命の一撃となった。

 遅れた一頭を残すのみとなったときであった。


「後方から小狼種ウルファヴァリ出現!」

「前方も追加が出てきた! 各自停止、この場で相対する! ひ型!」


 挟み撃ちにあう形に小狼種ウルファヴァリが目視で十頭ほど出現する。数の多さに右左の警戒よりも前後の守備のために大盾部隊が陣形を変え、菱形になるように陣形を変える。そこまでの動きを完成させ、弓持ちが矢を放つ。何頭かにあたるが、勢いが止まることはなく迫りくる。

 その時、ケイルはレディミアを見た。彼女はあろうことか大盾の脇にまで飛び出していた。大盾の仲間も驚いたようで下がるように叫びかけた時である。


『――私に眠るモノ、起きなさい。貴女の力の見せ場なのだから――』


 彼女は異国の言葉を操り、左手を正面に突き出す。すると、彼女の左手の甲に刻まれた刺青が青白く輝き出したのだ。それは、彼女の言葉紡がれるほどに強くなる。


(刻紋術……)


 神秘の技を行使する方法がある。一つは、鐘楼教会に所属し、神官として鐘師になることだ。鐘楼教の神秘の秘術を幻術といい、かの魔獣を滅ぼすためだけの聖霊の御業である。物体に何ら影響を残さず、魔獣に関するあらゆるものへの殺傷を約束する鐘師だけに許された技である。

 けれど、鐘師以外には行使ができない。

 これを変えたのが、刻紋術式である。これはつい二十年前に発表された一冊の書物から広がった天龍の力の行使術であった。鐘楼教の二柱の神のもう一方の力を行使するための術式が世間に出回ったのだ。

 それを彼女は刻んでいる。体に刺青を入れなければ行使できぬ神業であるが、それでも多様な力の行使により世界を変えたとされる術式だ。


『――放てよ、火球。私はレディミア・オンディーキ。貴女を形造る神の器――』


 彼女が二の句を紡ぐと広げた手のひらに火球が生まれる。手品でなく、なにもない虚空に突如として現れた火球は、辺りに熱気の風を吹き放つ。

 彼女の傍にいた抗議しようとした大盾の一人が思わず仰け反る。

 小狼種ウルファヴァリが目前に迫る。他のものは彼女を気にしている場合でないと自分の持ち場を守り、行動に移す。ケイルは背後にいたため、後方がやられるのは問題があるため、戦線に参加する。

 その横で――。


『――逝け――』


 彼女の言葉を聞いた。途端、彼女の手のひらに留まっていた火球に変化が生じる。ぐにゃりと潰れたかと思うと矢ほどの大きさに五つほど分裂して放たれた。

 矢如き速さで一切の回避を許さない火で作られた矢は後方すべての小狼種ウルファヴァリに命中する。カッと激しい光が生まれたため目を閉じた。次の瞬間に衝撃音と風が吹き放たれて目を開けると魔獣の全身が火だるまになっていた。流石の魔獣であってもそうなってしまえば、ひとたまりもなかった。動きが転がるような動きになってしまったため、槍持ちにとっては簡単な的である。すぐさまそれぞれに突き立てて絶命させた。ケイルも火の玉のようになりながらも突っ込んできた小狼種ウルファヴァリに対して剣で突きを放って攻撃を防いだ。

 振り向くと前方の戦闘も終わりかけており、最期の一頭を倒すところであった。負傷者は出ていないようであった。その中でレディミアは満面の笑みを浮かべ満足そうに仁王立ちをしていた。

 それに大盾持ちがすぐさま声を上げる。


「撃つなら先に言え!」

「うっひょー、あれ刻紋術っすか」

「レミ、いきなり撃つなと作戦会議で話しただろ!」


 一斉に文句を言われ、さすがの彼女も気まずい顔色に変わる。


「楽に倒せたでしょ……ごめんなさい」

「レミ、今のはちょっとかばえない」

「ケイルまで酷い! 痛っ!」 

「反省しろ!」


 ケイルの反応に不満を述べた途端にアングスがレディミアの頭に鉄拳を加えた。辺りの警戒をしたが、次の魔獣がまだ現れておらず、ひとまず戦闘が終わったのだった。辺りに魔獣の焼けた匂いが漂い出して彼女はまた文句を言われたのだった。

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2024年12月21日 23:00
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古代遺跡攻略記 荻雅康一 @ogi_ko1

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