第7話
なんでそうなったかは分からない。
君は居なくなった。
仲間たちと一生懸命探したが見つからない。
本当に突然の事だった。
自分達は同じところにいたはずで、互いに似た人だと認識していたはずだった。
酒を呑み飲まれ、互いを壊して話をしたはずだった。
同じ場所から立って逆向きに歩いてたのかもしれない。
終わりがあの小説を思い出す。
やっぱり自分達はあの小説に似てるのかもしれない。
主人公は哭いていた。
ヒロインが亡くなりそれに対して心から哀しんだ。
私も哭けばいいのだろうか。
君がいないことに対して。
君ともう討論ができないことに対して。
君はまだまだ変人だ。
私はもっと変人かもしれない。
変人 Ley @Ley0421
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
青くなくちゃいけない/Ley
★10 エッセイ・ノンフィクション 連載中 3話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます