第5話 空の探検隊

【お知らせ】

この度、題名を変更することにしました。

全く近況話じゃなくなってきてて、印象に残ってるゲームの紹介になってるからです。

今後ともよろしくお願いいたします。

――――――――――


今回紹介するゲームは、「ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊」です。


私の中で、ずっと色褪せない思い出のあるゲームです。今でもはっきりと言える、あれは神作だ…!

これはそれくらい大好きな作品です。


くそ雑あらすじを書いておきます。


あなたはポケモンに生まれ変わります。そして記憶をなくして海岸に倒れているところを、後にパートナーとなるポケモンに助け起こされ、色々あって、彼(ないし彼女)と探検隊を始めることにしました。

彼の夢は、偶然拾った「いせきのかけら」の謎を解くこと。

有名な探検家のギルドに入り、修行の日々を重ねる中で、世界の破滅の予兆を知った彼らは、世界を守るため動き始める…!


ざっとこんな話です。


初めてやったのは私が小学生の頃でした。実に10年以上前の話です。


それなのに私はゲームのストーリーをほぼ覚えています。今もたまに、ゲーム内のBGMが脳内で再生されるくらいにはっきりと。


ストーリーの展開は勿論、主人公たちが出会った場所とか、主人公たちが探検隊を始める動機とか、探検隊ギルドのメンバーとその役割とか。小物系悪役のキャラとか、他にも、パートナーの好きな景色(でき方まで把握している)とかサブストーリーの内容まで、もうほんとに細かいとこもすっかり覚えてしまっています。


ポケモンのゲームって子供向けのイメージあると思うんです。

でも私は敢えて言いましょう、あれは「全年齢対象」だ、と。


あのゲームのなかで、ポケモンたちは人間味のあるドラマを繰り広げていました。

配役を人間にしても、きっと、あまり違和感はないです。

凄いのは、当時の私にも響く分かりやすさと今やっても響く重さを兼ね備えていることです。軽すぎず、難しすぎない。

どっしりとした重みのあるゲームです。


私が一番心に来たのは、ラスボス戦前のストーリー。

せっかくなので、ざっと、説明します。

…一応言いますがネタバレです。読みたくなければすっ飛ばしてください。


【ストーリーネタバレ】

主人公たちは、時が停止してしまうことによる世界の破滅を食い止めるために、時間を司る塔へと向かいます。

塔の建つ地は伝説しか手がかりがないような所でしたが、周囲の協力によりなんとかそこへたどり着きました。

歴史を変えさせない為に未来からやってきた刺客を退け、塔へ向かう装置を起動させにパートナーが離れたそのとき、刺客は衝撃の事実を口にします。

主人公は、世界を救ったら「消えてしまう」。

それを知ってなお、主人公は、決死の覚悟で、世界を救うと決めました。

それを知らないパートナーは、絶対世界を救うのだと意気込んでいます。

この塔を登り、暴走する時の神(ポケモン)を倒したら…自分は消える。

別れの時は、刻一刻と近づいてきていました。

【ネタバレ終了】


…と、こんなかんじです。


ラスボスの時の神との戦いの曲は、その主人公の悲しい覚悟と強い意志が感じられるものとなっています。

聴きたい方は、「決戦 ディアルガ」と検索すれば出てくると思います。

私としては是非とも一度聞いて欲しい。

…もっとも、ストーリーはこんな稚拙な文で表現できるものじゃないです。

だから、自分でそこまで進めて生で聴けば、さらに心に響くと思います。



このゲームは今なお2000円近くで取引されています。実に原価の半分ほどです。

もう一度書きますが、これは10年以上前のゲームです。

今なお多くの人が愛している良作だということが伺えると思います。


でも私としては、是非ともやってみてほしい。

もし、やりたいゲームがなくて次のゲームに迷っているのなら。

是非、このゲームをやってみてください。


心の底から、おすすめします。

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