生々しい内面が共感しやすく描かれていました。SNSをしている人に限らず、人と関わる人に読んで、考えて欲しい作品に思います。公開されたのは数年前ですが、バズったらいいのになぁ…。
顔も本名も知らないひとたちと簡単に繋がれるSNS。このお話では、Twitterが舞台となって、サエコという謎アカウントがあなたの元に襲いかかります。主人公たちの会話劇に、はじめは油断さしてしまうせいで、後半にやってくる恐怖がさらに倍増!ひと昔前の電話や手紙なら特定の相手に「呪い」を移せても、どこの誰かも分からないSNSだとそうもいかない。それこそが、このお話の真髄だと思います。皆さまもお読みになられるときは、くれぐれもお気をつけくださいね。