💧 2019/10/17[日常生活]初めての断食と年に一度の日

 ただひたすら「さけるチーズ」を裂きながら、ちまちまと一口ずつ食べていた。

 全部で3本くらい食べ終わったころに気付く。

 あ、しまった。今日は食べちゃダメな日だった。



 朝、そんな夢を見て目を覚ました。

 ……夢の中でくらい、もっとがっつり食べたいものを食べればいいのに。


 昨日決めた通り、本日は断食ファスティングの日なので、水分だけを大量に摂る。

 摂取した水分は、

 ・黒ウーロン茶 350cc

 ・麦茶  1000cc

 ・玄米茶 1000cc

 ・ジャスミン茶  1000cc

 ・コーヒー 300cc

 ・水 500cc

 たぶん寝る前にもう少し水を飲むので、5リットル近くの水分を摂取することになる。

 5~6リットル飲んで構わない、と言われているのでこれでも少ない方なのかもしれない。


 さて、今日の感想。

 結論から言うと、もう心が折れそうである。


 昼くらいまでは「意外と大丈夫じゃん」と余裕だったけれど、昼過ぎに盛大にお腹が鳴って恥ずかしい思いをする。

 夕方頃になると空腹感は無くなり「これならいける」と安心するも、駅からの帰宅途中どこからともなく漂ってくる食べ物の匂いに食欲が刺激されてしまう。(いつもより嗅覚が敏感になってる気もする。)

 とりあえず帰宅して水を飲み、軽く腹筋や腕立て伏せをしながら空腹をごまかす。気を紛らわすために部屋の掃除なんかもしてみる。

 それでも、お腹ペコペコであることに変わりはない。こんな調子で眠れるのだろうか。


 忙しかったりタイミングが合わなかったりで丸一日食事をしなかった日なんて、これまで何度もある。でも、そういうのとは感覚が全然違う。

 考えてみれば当たり前だ。結果的に食べなかっただけの一日と、自主的に食べない一日とでは、決定的に気持ちが違うのだ。


 昨日、Mさんからは「初日が一番つらいと思いますよ」と言われた。

 たしかに、つらい。でも逆に今はその言葉が心の拠り所になっている。

 今日が一番つらいのなら、逆に今日さえ乗り越えられれば大丈夫ということだから。

 

 そうそう。全く関係ない話なんだけれど、実は今日、誕生日なんだ。

 ふと、なんで自分の誕生日に断食してるんだろう、なんて思ったりもするけれど、こういう経験もきっと今後小説を書くときに役立つはず。そう思って、あと一週間頑張ろう。


 今はなにより明日の朝ご飯(プロテイン+バナナ+ヨーグルト)が楽しみで仕方がない。お腹空いた。

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