💪2019/9/28[トレーニング11回目]よく考えたら、遺伝子って究極のプライベート情報だよね
【2019年9月28日(土)】
体重:78.5kg → 77.7kg(目標まであと4.2kg!)
体脂肪率:25.1% → 23.7%
基礎代謝量:1646kcal/日 → 1666kcal/日
トレーナー:Hさん(いつものさわやか系イケメン)
「かなり良い調子ですね! 風邪で少し筋肉が落ちてますが、それ以上に内臓脂肪が減ってます」
タニタ製の高そうな体重計で測定した数値を見てHさんが嬉しそうに言った。
これまで体重・体脂肪率・基礎代謝しかちゃんと聞いてなかったけれど、筋肉量や水分量、内臓脂肪率なんかまで全部測定できるらしい。(欲しい。)
2ヶ月で10kgは無謀な目標だったか、なんて思い始めていたけれど、この調子ならいけるかもしれない。
さて、今日は遺伝子検査の結果が返ってきたので、トレーニングに入る前にその説明を受けた。
実は数週間前に申し込んでいたのだ。(ただし1万円以上かかる。財布のひもがユルユルだぜ……。)
ネットでよく見かける「リンゴ型」や「洋ナシ型」というやつをもう少し詳しくしたもので、自分がどういう要因で太りやすいか遺伝子分析をして知る、という科学的アプローチ。
調べてもらえるのは【食行動調節系遺伝子】と【エネルギー代謝調節系遺伝子】の二つ。
【食行動調節系遺伝子】
①高カロリー嗜好:食べ物の選択とカロリー摂取量に影響
②高カロリー嗜好過食傾向:接触行動に影響
【エネルギー代謝調節系遺伝子】
③内臓脂肪型:糖質の代謝が悪い
④皮下脂肪型:脂肪の分解能力が低い
⑤やせ型:食べても太りにくいが、タンパク質の吸収が悪い
これらのうち「どれかに属する」というものではなく、それぞれの遺伝子が変異しているかどうかを調べるというもの。
また、同じ変異にも二種類ある。
片方の親から正常型を、もう片方から変異型を受け継いだ「ヘテロ型」。
両親から変異型を受け継いだ「変異ホモ型」。
……なんか血液型みたいだな。
そして僕の結果は①②④が「ヘテロ型」で③⑤が「正常」ということだった。(父親が太っていたので、変異を引き継いだのはおそらく父親からだ……。)
要するに、甘い物や脂っこいものが好きで、しかも食べ過ぎる傾向にあり、かつ脂肪の代謝が悪い、と。そんなの何も考えずに食ってたら太るに決まってるじゃんか……。
対策として、ビタミンB2(脂質の代謝を助ける)を多く摂るようにと書かれていた。
ビタミンB2が多く含まれるのは、納豆、卵、レバー、大豆、牛乳、ヨーグルト、チーズ、モロヘイヤ、などなど。よっしゃ、意識しよう。
ということで、今後の食事のヒントも得られたところでトレーニングに移る。
今日は遺伝子検査の説明でトレーニングの時間が減ったので、三種目連続で行う「トライセット」というやり方となった。時間がないときにはこういうやり方もあるそうだ。
○スクワット[30kg-10回]
→ワンレッグデッドリフト[8kg-15回 ※左右]
→スプリットスクワット[8kg-15回 ※左右]
これを2セット。
一つ一つはそこまで大した負荷ではないけれど、続けて行うとなると話は違う。
後半にもなると想像以上にきつい。滝のように汗が流れる。
○スプリットスクワットの形で小刻みジャンプ[20秒間×2セット ※左右]
足を前後に広げ腰を落とすスプリットスクワットの形を保ちながら、そのまま小さくジャンプを連続で行う。
さっきまでの疲れもあり、かなりつらい。「ぅぁぁぁ」と小さく呻きながら、震えるように小刻みに跳ぶ。酷い有様である。
○インクラインローイング[30kg-10回×3セット]
最初のトライセットで下半身は限界を迎えており、上半身も前回の筋肉痛が残っているため、残った時間は背筋を鍛えることに。
もう筋肉痛じゃないところがなくなってしまう……。
トレーニングは残り7回。
終わった後もどこかのジムに通うにしても、ここまで自分を追い込めるだろうか。
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