💪2019/9/18[トレーニング9回目]ナトリウムという伏兵が潜んでいた

【2019年9月18日(水)】

 体重:80.0kg → 80.6kg

 体脂肪率:25.8% → 25.7%

 基礎代謝量:1675kcal/日 → 1700kcal/日

 トレーナー:Sさん(初めての人。かなりのイケメン。)


 先週末の帰省にあたって家族には「ラ〇ザップ的なのに通っているから」と伝えておいた。(こう言えばだいたい伝わるのはとても楽だ。)

 帰省中も筋トレは欠かさず行い、墓掃除や姪っ子との散歩など運動もそれなりにしていた。

 なのに体重が増えている。何故……。


 ウォーミングアップ中、トレーナーのSさんが僕の足首を見て言う。


「さっきから気になってたんですが、いつもそんなにむくんでいるんですか?」


 言われてみると、靴下の跡がくっきりと残っている。なんだこれ。

 普段はこんなことない、と伝える。


「食事のナトリウム値が若干高いですね。そのせいで、むくんでいるのかもしれません」


 あ!

 帰省中、実家にあったビーフジャーキーをたくさん食べた。

 それに最近はずっとドレッシングの代わりにサラダには塩胡椒をかけてたし。(さすがに塩胡椒まではアプリに入力していなかった。)


 体内のナトリウム値が高いと、濃度を一定にするために水分を多く保持してしまい、そのため身体がむくんでしまうとのこと。

 脂肪や糖質しか気にしてなかったけれど、塩分もちゃんと気にしなきゃダメなんだ。

 健康な食事って、難しい……。


 原因が分かって腑に落ちたところで、筋トレに入る。


「明日も仕事ですよね? 筋肉痛が残るときついですか?」


 Sさんが問う。

 すごい! 優しい! こんなこと聞かれたの初めて!


「いえ、デスクワークなので全然平気です!」


 こう答えてしまったことを、僕はすぐに後悔する。



○スクワット[20kg-10回、35kg-10回、40kg-10回、50kg-10回×2セット]

 Sさんは躊躇なく重量を増やしていく。

 35kgのとき「もう少しいけそうっす」なんて調子に乗ってしまったせいだ。


○ワイドスクワット[(35kg-10回+ボトム20秒)×4セット]

 通常のワイドスクワットをしたあと、すぐに自重でボトムスクワットを20秒間行う。

 同じ個所を集中的に行う“コンパウンドセット法”というやり方らしい。

 ただただ純粋にきつい。


○スプリットスクワット[?kg-10回(片足ずつ)×3セット]

 初めての種目。

 動き自体はランジに似ているけれど、前足の太ももに負荷が集中している。

 重量を確認する余裕がないくらい、きつい。


○ワンレッグデッドリフト[?kg-10回(片足ずつ)×3セット]

 これも初めての種目。

 片足でデッドリフトを行うという正気を疑うようなトレーニング。

 器具のおかげでバランスを崩すことはないけれど、お尻がやばい。生まれて初めてお尻がつりそうになった。

「んあ゛あ゛!」と勝手に変な声が出る。

 その様子をSさんは嬉しそうに見ていた。


○ゴムチューブを使ったトレーニング[各20回×2セット]

 ゴムチューブを両足の膝下くらいに巻き、腰を落とす。そして右膝→左膝→両膝の順番で股を開くような動きを20回ずつ行う。最初は「今までのと比べたら楽だー」なんて余裕だったのに、後半になってくると足が震える。


○有酸素運動(エアロバイク)

 最後の仕上げの有酸素運動。エアロバイクと聞いて安心していた自分が甘かった。

 20秒間一定のスピードで漕ぎ、そのあと20秒間全力で漕ぐ。これを2回繰り返す。

 必死で漕ぐなか、Sさんがこっそり負荷を増やしていたのを僕の目は逃さなかった。



「しばらくは筋肉痛残ると思いますので、無理しないでくださいね♪」


 そう爽やかに言い放つSさんの笑顔が印象的だった。

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