💪2019/9/5[トレーニング5回目]減量しながら筋肉を増やすのは難しい

【2019年9月5日(木)】

 体重:81.7kg → 80.7kg

 体脂肪率:24.9% → 25.4%

 基礎代謝量:1733kcal/日 → 1690kcal/日

 トレーナー:Hさん(1/3/4回目と同じ人)


 前回のトレーニングから体重はちょうど1kgダウン。非常にディ・モールト良いぞ!

 でも、体脂肪率と基礎代謝量が思わしくない。体重が減っているにもかかわらず、体脂肪率が増えているというのは、つまり筋肉が落ちているということ。(こんなに筋トレしてるのに!)


 細かな数値結果と今週の食事履歴をHさんに見てもらったところ、原因は明確だった。


「タンパク質が足りてないですね」


 そうなのだ。今週は会社で新人歓迎会などがあり、思わぬ食事を摂取することが何度かあった。そのため、その分のカロリーを朝や昼の食事を少なめにして調整していた。総カロリーをオーバーしないよう気をつかうあまり、タンパク質が不足してしまっていたのだ。それがこんなにも影響するとは。

 減量しつつ筋肉を増やす(基礎代謝を上げる)ことの難しさをあらためて実感した。


「そういうときはササミを食べましょう!」


 Hさんが力強く言う。

 カロリー控えめ、糖質ゼロ、脂質ほとんどなし。

 身体づくりを目指す者にとっては夢のような食材。格闘家が好んで(好きかどうかは別として)食べるわけだ。



 さて、気を取り直して今日のトレーニング。

 ウォーミングアップの最中、「今日は下半身を徹底的に攻めましょう」と嬉しそうにHさんが言った。

 ……僕は覚悟を決めた。


○スクワット(20kg-10回、30kg-10回、35kg-10回×2セット)

○ワイドスクワット(30kg-10回×4セット)

○ブルガリアンスクワット(4.5kg-10回×3セット)


 宣言された通り、本当に徹底的に追い込まれた。

 特にダンベルを持ったブルガリアンスクワットはヤバい。お尻の筋肉がつりそうになったのは初めての経験だ。



「では最後に、せっかくなので新しいトレーニングに挑戦しましょう」


 生まれたての子牛のような僕に、Hさんが心なしか楽しそうに言った。


「デッドリフトという種目です」


 あー! それ『ダンベル何キロ持てる?』で読んだ!

 下手なフォームでやると大怪我するってやつ!

 一度やってみたかったんだ! ちょっと元気が出てきたぞ!(気のせい)


○デッドリフト(20kg-10回×2セット)

 EZバー(くねくねと曲がったバーベル)を足元に置き、膝を軽く曲げる。

 かがむように腰を垂直に曲げてバーを持つ。背中を丸めないように気を付けながら、バーが膝をこするくらい体の近くで持ち上げていく。

 フォームはスクワットと似ているが、上下運動のスクワットに対し、デッドリフトは腰を軸にした円運動のような形。

 今日はフォームを覚えるため、ということで軽めの重量で行った。

 ……ということだが、十分に背中から腰の筋肉に効いている。重いダンボールを腰を痛めないような姿勢で慎重に持った感覚。たしかに下手すると腰を簡単に痛めそうだ。


◆プロテイン(チョコレート味)

 初めての仕事後のトレーニングということで、いつも以上に疲れた。しっかり甘いもの(とはいえ糖分はほとんど入っていない)を補給。



 スクワット・ベンチプレス・デッドリフトは代表的な筋トレとして「BIG3」と呼ばれているらしい。今日、それを形だけでも制覇したことになる。

 そんな満足感に包まれながら、僕は岐路についた。

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