コンテストに落ちたので、肉体改造することにした話

📝2019/8/14［説明会］その言葉で心に火が点いた

【2019年8月14日】

　ウェブで予約をして、さっそく説明会を受けに来た。

　そのジムはオフィスビルのワンフロアを使っているようで、想像していたよりずっと小さい。

　出迎えてくれたのは、すらっとした体型のさわやかイケメンお兄さん。

　ジムの中を案内してもらい、一通りの説明を受ける。

　基本的なコースは、月に８回の個人レッスンを２ヶ月間受けるもの。

　部屋はそれぞれ個室になっており、だいたい８畳くらいのスペースに大きなフィットネス器具とエアロバイクが置いてある。

　いまは器具もどんどん便利になっていて、その１台を組み替えれば色んな部位の筋トレができるのだそうだ。

　ダンベルも置いてあったが、こちらもまたシステマチックな様相が漂う。ダイヤルを合わせて重さを変えられるらしい。

　シャワーも借りられるし、着替えやタオル、水などは全てジムが用意してくれるため、基本的には手ぶらで来ればいいらしい。（これはすごく助かる。仕事帰りにも来やすい！）

　一通りの説明が終わったあと、一つ質問をしてみた。

「最近、ライ〇ップとか色んなジムがありますけれど、ここの特色ってなんですか？」

　さわやかイケメンお兄さんは、よくぞ聞いてくれましたと言わんばかりに勢いよくしゃべり始める。

「ライ〇ップさんとは違い、うちでは極端な食事制限は行いません。初回に食事指導を行い、自分でメニューを考えて食べてもらいます。そうしないと、通わなくなった途端にリバウンドしますから」

　なるほど、それは一理ある。

　お兄さんは続ける。

「また、筋トレはがっつり行います。摂取カロリーを減らしただけでは代謝が落ちてしまうので、筋トレを行うことで基礎代謝を上げていきます」

　筋トレをがっつり行う。

　その言葉で心に火が点いた。

「入会します」

　僕は即答していた。

　クレジットカードでの決済を終わらせ、今後のことを考える。

　20万円以上お金を払ったのだ。もう途中でやめることはできない。覚悟を決めろ。（一ヶ月以内であればキャンセルは効くらしいけれど、それは考えない。）

　せっかくだからと測ってもらった体重は【83.5kg】。

　ちなみに身長は171cm。はい、紛うことなきデブであります。

　お兄さんが言うには、頑張れば月に体重の５％減らすことができるとのこと。

　ならば目標は決まった。

　二ヶ月後に10kg落とす。そして、年内に15kg落とす。

　十数年前、大学生のときは67kgだったので、最終的にはそこを目指そう。

　※ここまで恥と体重をさらしたからには成功させなければカッコ悪い、と自分を追い込むためにもこのエッセイを書いております。