【番外編】この後こいつらはこんな会話をしているという妄想

※ あくまでこういう話をしてるんじゃないか、という妄想です。事実とは違うのでJAR〇に訴えないでください。

※ 本編とは関係ないのでご理解の上お読みください。



 ―・―・―・―・―・―・―



琴音(以下琴)「……だから、祐介くんはわたしより先に死なないでくださいね」


祐介(以下祐)「ボクは死にましぇん!」


琴「それはフラグなのでやめてください……」


祐「じょーだん。つーかさ、俺、長生きして『ご長寿早押しクイズ』に出るのが夢なんだけど」


琴「問題です。漬物のことを、別名で何といいますか?」


祐「お〇んこ!」


琴「あの、正解なんですけど、なんで伏字を使う必要があるんですか……?」


祐「だってこの話って聞くものじゃなくて読むものだから、やっぱり視覚的に攻めないと」


琴「(呆れ)今でもご長寿早押しクイズに出れると思いますよ……?」


祐「いや、あの珍回答のセンスと絶妙の間は、人生経験がないと無理だと思う」


琴「読者の皆様は祐介くんのネタを読んで、『こいつ何年生きてんだ?』って思ってるんじゃないかと……」


祐「それは俺じゃなくて作者の経験だと思う」


琴「そういえばこの前還暦祝いをしたとか聞きましたが……」


祐「いくつなんだよこの話書いてる作者はよ!!!」


琴「いえ、作者じゃなくて作者のお母さんの姉の娘の婿の親友の父親がだそうです」


祐「他人じゃねえか。そんなどうでもいい情報誰が知りたいんだ」


琴「じゃあ、知りたい情報ってなんでしょうね?」


祐「琴音ちゃんのスリーサイズとかじゃない?」


琴「祐介くん以外に教えるのはちょっと……」


祐「じゃあ俺だけに教えてよ」


琴「…………、です」


祐「93・58・84だとおおおおぉぉぉぉ!?」


琴「ば、バラさないでください!!!!」


祐「あ、ごめんごめん、つい感動して。というかさ……」


琴「……なんでしょうか?」


祐「登場時は確か92-65のHカップじゃなかった? 設定が」


琴「設定言わないでください。実は……成長しました」


祐「まだ大きくなんのかよ!? 夢詰まりすぎだろ!!」


琴「シベリアをたくさん食べたら、大きくなっただけです」


祐「マジか……これさ、『シベリア食べたら胸が大きくなりました!』とか体験談書いたら、シベリア流行るんじゃないの?」


琴「そんなにシベリアを流行らせたいんですか。断固拒否します」


祐「なんでさ」


琴「シベリアが大流行してしまったら、わたしの食べる分がなくなってしまいますので」


祐「汚いさすが琴音ちゃんきたない」


琴「ついでに言いますが、胴まわりも57から58へと」


祐「太っただけじゃん」


琴「ストレートに事実を突きつけられるとへこみますね……」


祐「あ、ごめんごめん。でも俺は少しぷよぷよしててくれた方が好みだけど」


琴「脂肪ファイヤー! 脂肪アイスストーム! 脂肪ダイアキュート! 脂肪ブレインダムド! 脂肪ジュゲム! 脂肪ばよえーん!」


祐「おおう、ネタの再利用。ぷよといえば、昔広島土産に『ぷよまん』をもらった時を思い出す」


琴「……ぷよまんってなんですか?」


祐「あれ、知らない? あのゲーム作ったメーカーが広島土産として売り出したぷよ〇よ型の饅頭」


琴「初耳です……」


祐「ま、中身はふつうのもみじ饅頭なんだけどね」


琴「四つ並べて食べれば消えてゼロカロリーになるとかの特典はないんでしょうか」


祐「どこの伊達ちゃん理論だよ。カロリーはシベリア並みにあると思うよ?」


琴「……じゃ、じゃあ、食べるとダイエットになるような食品はなにか」


祐「ダイエットって食べないのが唯一の方法だからね? 食べて痩せられるならボクサーとかジョッキーとか減量で苦しまないから」


琴「……ううう……き、決めました!」


祐「キメた? MDMAを?」


琴「別に……」


祐「振っといてなんだけど怖くなるからその一言はやめてくださいお願いします。で、何を決めたの?」


琴「わ、わたしはダイエットします! このままじゃ祐介くんに愛想をつかされ……」


祐「んなわけないでしょ。たかだか2、3キロ太ったくらいで琴音ちゃんを嫌いになるとでも?」


琴「……じゃ、じゃあ、1トンくらい太ったら……」


祐「ギネス申請でも狙ってるんか! いや本気で狙ってるなら止めないけどさ」


琴「嘘です。で、でも……」


祐「だいいち、俺は太ろうが痩せようが琴音ちゃんを好きだし」


琴「そ、それは嬉しいんですけど……わたしの体重が最初から70キロくらいでも、そう言えますか?」


祐「……もろちん」


琴「正直ですね。動揺が出てますよ。……や、やっぱりダイエットしようと思います。胸から痩せるかもしれませんけど」


祐「それはゆるさない」


琴「…………」


祐「嘘ですごめんなさい。俺は琴音ちゃんの優しいところとかわいい笑顔に夢中なんです」


琴「は、恥ずかしいことサラッと言わないでください! わ、わたしだって祐介くんの……」


祐「……」


琴「……」


祐「……の?」


琴「ち、知的なところが素敵だな、って……」


祐「……痴的なところが索敵?」


琴「字面は似てますが間違いです。だいいち『さくてき』ってなんですかどんな戦場に身を投じているんですか」


祐「いや、戦場らしい出来事ばっかだったじゃん、俺たちの周り」


琴「た、確かに、否定できないのがなんとも……」


祐「だからかな、琴音ちゃんには戦友みたいな感情もあるんだよね。生死をともにしたというか」


琴「……それは、わかります……でも、それだけじゃないですよね、もちろん」


祐「言うまでもないよ。それは今後も証明していくつもり」


琴「……ふふっ……な、なら、いいです。証明として、いつかは夜の戦場でセーシをともに」


祐「あー使い古された下ネタはNGですから」


琴「せいきの対決に興味はないんですか!?」


祐「デッドオアアライブの覚悟を決めさせてくださいって……」




おわりん



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