「水の印」雪風
黒人:由緒正しき家系ホラーです!こういうの好き。
家に帰っても逃げ場はないみたいな。怪物の造形に関してはクトゥルーの呼び声を感じたので人外さんに評価していただきましょう。ただ、クトゥルー抜きにしてもかなり怖かったです。特に母親が助けに来て一緒に天井を見るシーン。よせばいいのにホラーの登場人物は確かめずにいられないんですよね。
一字下げをやっているところとやっていないところがあるのは演出でないなら統一した方が良いと思います。
巨乳:ギリギリ滑り込みセーフ!
最後を読んでわかったんですが、これは人外さんの専門分野ですね?
クトゥルフの知識があったほうが面白いとは思うのですが、それがなくても十分怖くて気持ち悪かったです
突然起きた怪現象に驚きつつも慣れていく主人公を襲う新たな恐怖と、コンビニに逃げ込む前後の描写から焦燥感や恐怖が伝わってきて、とても筆力のある作者さんだなと思いました。
唯一の惜しい点といえば、多分時間がなかったからだと思うのですが、行間一字下げがあったりなかったりする部分と、改行が極端になくて可読性が低かったことくらいで(可読性の低さも作中の演出の一つだったのなら、読み取れなくてすみません…)それ以外は本当にクトゥルフを知らなくても楽しめる良いホラー小説でした。
謎の人外さんの解説が楽しみ…。
人外:この噎せ返るようなゼロ年代の主人公力。僕大好きです。僕も似たようなの書いて「ゼロ年代の亡霊感強すぎでは?」って担当さんと話したりしました。誤字が多いのと文字詰めすぎて読みづらいのが弱点ですが、この雰囲気は大好きです。
仄暗い水の底から、みたいな感じの物語だと感じました。きっと時間をかけて読みやすく、また誤字脱字など減らしていけばきっと良い作品になったと思います。読みづらさが恐怖の質感を削ってしまうんですよ。実に惜しい。ポテンシャルあります。
神話的に解説を入れると深きものどもの腕を使って何がしかの儀式をしていたハスター信奉者が残していったものと偶然遭遇してしまった主人公って感じでしょうか。惜しいですね。折角なら今のトレンドを取り入れてもっと派手に怪物が出たり死んだり殺したりしても良かった気がします。僕は分かりやすくエンタメしてるクトゥルフ神話見たかったですね。次の作品も楽しみにしています。
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