第200話 可愛いねこさんと事件発生?
もう完全に一ノ瀬に遊ばれ始めていて、俺がお化けにビビってる姿を見てめちゃくちゃ嬉しそうに見てくる。くそっ!家に帰ったらホラー映画いっぱい見て絶対にお化け克服する!
そんなことを考えなら歩いていく。
「 ガオオオオオオ!!!」
「おおおうう!!」
「おっと!あれ?まっひー?」
茂みから出てきたお化け役の誰かにそれに驚く俺、冷静に誰なのかを口にする一ノ瀬。
てかあれ?いままっひーって言った?真昼?
振り向くと、っ!
やばい、めちゃくちゃ可愛い。
なぜかお化け役なのに猫耳してるし、これってお化けなのか?脅かす気あるのか?ってか聞きたいぐらい可愛い。
「まっひーとっても可愛いね!」
一ノ瀬も同じことを思ってたみたいだ。うん、マジで可愛い。
「えっ?ありがと。なんか、私には特別衣装みたいなのを用意してくれて、自分で見ても本当に怖いのか不安だったんだけど、お化け役のみんなが怖い怖いって言ってくれたから……」
なるほど……。はめられたな。
この猫耳はちゃんと準備していたんだろうな。
俺たちの班の女子たちはみんな可愛い。だから、60%の確率で可愛い女子が来るんだから用意しておくのも納得できるか。
もし俺がお化け役になっていたときのことを考えるとゾクゾクするな。絶対に殺されてたよな。
危なかったなぁ。20%の確率で俺が死んでたんだから。
でも、今だけは言おう。この猫耳を用意したやつ、よくやった。一生眺めていたいわ。
「そうだったんだー。でも、可愛すぎるー!ねえ、京くんもそう思わない?」
「ああ、めっちゃ可愛いと思う」
すんなりと出てきた。それだけ可愛いと思ってるということなんだろう。
「そ、そう?それならよかった……。ありがと……」
「お、おう……」
なんなんだこの生物は!反則だろ反則!こんなに可愛いものがこの世界にいてもいいというのか?!
てか、なんだよ!なんか会話が進まないんだけど!
「行くか?」
このままいても話が進まないと判断した俺は一ノ瀬に言う。
「そうだね、そろそろ行かないと後ろのペアがまっひーの可愛い姿見れないもんねー。それじゃあ、頑張ってね」
「うん、ありがと」
ここは俺も何か言った方がいいのだろうか?
まあ、一ノ瀬も言ってたし、何も言わないっていうのは変だよな。
「まあ、がんばれ」
「うん、ありがと」
こうして俺たちは真昼に別れを告げ、歩き出した。
歩き出して数分、事件は突然起きた。
カチッ。
「あれ?うそ?ちょっ、京くん、懐中電灯が……」
「いや、さっきやったのに、同じことで俺を脅かせると思ってるのか?俺はそこまでバカじゃないぞ」
思いのままに言った。
しかし、一ノ瀬の反応がなにかおかしい。
「い、いや、今回はちょっとガチの事件かもしれない」
このことが、この先新たな事件につながることをまだ俺たちは知らなかった。
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196話のコメントが多いことに家で喜びの舞をしています。どうも、柿和田歌です。
そう、いつもならスルーされていたはずが、今回はコメントを返してくれる人がいました。感謝。
ということで、200話突破記念!推しキャラランキング開催しまーす!
このランキングでは、僕と皆さんの好きなキャラを決めたいと思います。
そのため、皆さんには協力してほしいと思っております。
この作品のコメント欄に、
1位 一ノ瀬
2位 真昼
3位 白雪小春
とまあこんな感じに書いていただけると幸いです。
ちなみに、この順位は僕のです。
このように書いていただけると、こちらで集計し、この作品のあらすじのところにでもランキングを載せようかなと思っております。
1位には3票、2位には2票、3位には1票という感じにしようと思っています。
なぜ1人に6票もあるのか?
べ、べつに投票数が少ないから少しでも票数を稼がないとだとか思ってないんだからね!
この作品に出てくるキャラなら男女問わず誰でも構いません。
自分の好みをバンバン公表していきましょう!
そして、このランキングは毎日のように変化する可能性があります。
というのも、自分の中の好きなキャラが変わった際、何話のコメント欄でも構いません。
1位 一ノ瀬
2位 真昼
3位 白雪小春
↓
1位 真昼
2位 一ノ瀬
3位 白雪小春
みたいな感じで書いていただけるとこちらとしても集計しやすいです。
ぜひ皆さんこのランキングに参加して、推しキャラについて熱く語り合いましょう!
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