第3話

数年前、"彼女"もおばあさまも亡くなったと聞いた。

当時のおばあさまの家には、今、顔も知らない誰かが住んでいる。


あの日、「これから」の私と、「もうすぐ」の"彼女"は出会った。

対称的な存在だったからこそ、"彼女"は奇跡を起こすことができたのかもしれない。

今でも、ふと脳裏にあの瞬間が鮮明に映し出される時がある。そしていつもこう思う。


「"彼女"に会えて良かった。」

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私と"彼女" よーいち @Higiki

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