第15話
【表現】『』は口に出さぬ言葉
魔女の領地に侵入者あり、その者は人の英雄。
何者かの侵入を鼠から知らされた少年は、居城へ歩む英雄な少女と兵士の一団がいる、と気付く。
少女の狙いは不明だが、ここ(魔女の居城)に向かう限り、対照する必要があると判断した。
「城を捨てて、逃げるべき」と進言した少年は故郷を捨てがたい魔女を説得すべく「大義を果たす為に」と何のために行動してきたか? を問うた。
納得した魔女たちに出立の準備をさせる間、戦う準備を始めた少年は、少女と戦う可能性の未来が実現した事から、軽率な行動の対価を感じていた。※魔女と一度、交わった事
準備を終えた魔女を仲間(魔物たち)に任せた少年は、人の英雄を足止めする為に城に残ると告げた。
共に行く、と思っていた魔女から猛抗議を受けたが「何のための剣か」と今ここにいる意味を強く告げた少年は反論を許さなかった。
魔界で一時的であれ、新たな居場所を探し回る魔女たちが農夫を守り切れるか懸念を抱く少年は「彼はどうする?」と魔女へ聞いたら、農夫から「彼女についていく。約束は守りたい」と答えられた。
人間と殺し合わず共存したいと契約を提案した魔女は確かに、その道を歩んでいると実感した少年は『口だけではなかった』と思い、魔女に付き従った後悔を払拭できた。
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