第6話
【表現】『』は口に出さぬ言葉
食卓に置かれた料理を食べた少年は『不味くはない』と思った。
料理に用いられている肉は悪くなかったが小ぶりな野菜は味が良くなかった。
人間が作った野菜ならもっと質が良いと思い尋ねたら「ゴブリンたちが作った物だから」と魔女から告げられた。
魔族が農作を行っている事に驚いた少年は理由を尋ねたら、人間と魔族が仲良く共存する為に魔族が自給する社会を目指している事を知らされた。
『人を害する魔族』という前提が無くなった少年の中で魔族=悪は成り立たなくなった。
食後、案内された畑で育てられている野菜を良質とは言い難かった。
農作を学ぶに故郷から迫害された少年は知識が少なく助言できなかった。
手伝いたいが役に立たない自身の無力さを魔女に伝えた少年は「私たちの剣に成って欲しい」と契約を持ち掛けられた。
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