第5話
「たっだいまー」
「おじゃましまーす」
朝食を食べていると玄関が開き、フーシェと見知らぬ女性がリビングに入ってくる。
ごつん、とフーシェの頭に拳骨する。
「いったーい、ごめんなさいルノエさん」
「お前はぁぁ。たっだいまー、じゃあねぇよ。昨日は逃げやがって」
「やっやめてあげてください。フーシェちゃんが泣いているのでやめてください」
隣にいた見知らぬ女性が止めにはいった。
ソファーに座り話す。
「でフーシェと友達なんだ。金をせびられてないか。大丈夫か」
「そんなことありません。ルノエさん、フーシェちゃんとはいい友達です」
「それなら良かったよ。それが心配だったから」
俺は胸を撫で下ろす。友達にまで金をせびっていたらもう終わりだからな。
正面に向かい合って座っているフーシェは髪をいじっていた。
銀髪のショートカットで顔立ちも良く美人でへそを出して短パンをはいていて、太ももが露になっていてスタイルもいい彼女はセフィーレと言う。職業は盗賊という。
「朝食を食べていきませんか。セフィーレさん」
「お言葉に甘えて、いただきます」
お辞儀をするセフィーレさん。
俺は朝食の用意をする。
フーシェとセフィーレさんが朝食を食べ終える。
フーシェとセフィーレさんは出ていった。
今日はなにもすることがないから部屋に戻る。
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