第9話 宮崎夫妻

「初めまして、新井です」

「どうも、荒川署の大林です」

「向井です」

 警視庁庁舎内、その一角にある科学捜査研究所、所謂科捜研のブリーフィングルームで大林と向井は研究所員と面談していた。

 理恵から預かった手紙とそこに描かれた人の顔らしきものの分析を鑑識課を通じて科捜研に依頼していたからだ。

 場所は違うとはいえ同じ警視庁の組織。挨拶もそこそこに大林と向井は早速報告を所員から受ける。

「ご依頼のあった手紙の図形ですが、絵具となった液体の成分はタンパク質が主体のものでした。具体的には人の体液と同成分です。一番近いのは膿を薄めたような物ですね。ただ、残念ながらDNA自体は検出できなかったので人の物か動物の物か、それとも人工物かははっきりしません。

 これらは発見時の状況から分かるとおり、付着した物の発火点を低くしますので炙り出しも可能です。そのままでも、まぁ、かなり見づらいですが、多少は黄色み掛かってますので角度によってはある程度は見えますね」

 

「人の体液、ですか?」

「人の体液と同様の成分、です」

 大林の呟きを、科学者らしく訂正する新井。

「ご提出いただいた紙を流石にまだ全部は確認できていませんが、ほぼ同じ図形が描かれているようです。

 完全に同じというわけではありませんが、これを手書きで描くのは殆ど不可能じゃないかと思います。というか、完全に同じというほうがまだマシというか…」

 大林と向井に手にした成分表のようなものを指し示しながら説明していた新井は、最後に苦い表情で言葉を濁す。

 

「どういう事ですか?」

 大林と向井は顔を見合わせ、聞き返す。

 すると、新井は脇に置いてあったノートパソコンを開き、画面を2人にも見えるようにずらす。

 スタンバイモードになっていたのか、画面には既に何かのソフトウェアが立ち上がっており、新井が2、3度操作をすると人の頭部が3D画像で映し出された。

「これは封書の中に入っていた紙に描かれた人の顔……何かに押しつけたような図形の乱れがあるので、そのままだと人相がハッキリしませんでしたから……えっと、それを画像分析して3Dモデリングしたものです」

「これは……確かに白河紗理奈、で間違いなさそうですね」

 画面に映し出されている顔は頭髪こそ描かれていないものの、幾度も複数の写真で見た、このところの出来事で嫌でも脳裏に焼き付いてしまった最初の被害者である白河紗理奈、理恵の妹であった。

 

「画像の分析が完了しているのは10枚だけですし、封書が届けられた順序が不明なので正しいかどうかはわかりませんが、この顔ですけど、どうやら全て微妙に異なっているようです。具体的に申し上げると、描かれた顔の表情が変化しているようで……」

 新井はそう言うと、ノートパソコンを操作し、映っている顔を正面に固定する。

「多分なんですが、はじめはコレ。それからコレ。ね? ちょっとずつ変わってます。そして、コレ」

 画面の顔が、無表情に近いものからだんだん目つきや口元が変化していた。分かりやすいように新井が最初と最後の画像を並べて出してくれたが、確かに明らかな違いがある。

 そして、その変化だが、分析された中で最も最近のものと思われる画像は憎悪を込めて睨むような目と愉悦に歪んだかのような口元の、実に怖ろしげなものだった。

 

「画像の精細さから言って、パソコンの画像ソフトで加工したものをインクジェットプリンターのタンクを入れ替えたもので出力したのではないかと思われるんですが、それにしても不自然な部分が多くて……」

 そう言う新井の表情は困惑が混ざった苦々しいものだった。

 無理もないだろう。それだけの技術と労力を掛けるだけの動機も目的も分からないのだ。

「この目……これって、あの時の……」

 画面を見ていた向井が呆然と呟く。

 その声に大林は改めて画像に注目し、言わんとすることを理解した。

 あの、監視カメラに映り込んだ、不気味な目が、そこにあった。

 

 

 

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「さぁ、入って」

「えっと、その、お邪魔します」

 可奈に促され理恵は躊躇いつつも後に続いて玄関をくぐった。

「ただいま~」

「おかえり~。あ、白河さんもいらっしゃい。どうぞどうぞ」

 可奈が靴を脱ぎながら出した言葉に、リビングの扉が開いて男が顔を覗かせながら答えた。

 可奈の夫の貴史みやざき たかしだ。

「突然すみません。お世話になります」

「気にしないで良いよ。事情は可奈から聞いてるから、自分の家だと思っていつまで居ても良いからさ。それに可奈も妊娠初期で心配だし、同性の友達が一緒に居てくれると助かるからね」

 理恵が頭を下げると貴史は人の良さそうな笑みを浮かべる。

 小太りの体型も相まって安心させてくれるような雰囲気を持つ男性だ。

 

 あの、夢か現実かわからない不気味な体験の日から理恵は自宅に帰る気にはなれず、ビジネスホテルに泊まっていた。

 あの朝、首にクッキリと付いた痣を見た理恵はすぐに身の回りの最低限の荷物を纏め、首元をスカーフで隠して家を出た。

 駅のコインロッカーに荷物を預けた後、とりあえず仕事をこなしつつホテルを探したのだ。

 数日はホテルに泊まったものの、慣れないホテル暮らしでは疲労も溜まる。寝不足も重なり体調を崩しかけていたところを可奈に見咎められてかなり強く事情を聞かれた。

 しばらく逡巡したものの結局理恵は可奈に事情を打ち明け、それを聞いた可奈は理恵がマンションを引っ越すまでの間、自分の家に来るように勧めたのだ。

 流石にそこまで迷惑を掛けられないと固辞していた理恵だったのだが、理恵の身体を心配した可奈が少々強引に理恵を連れてきたのである。

 

 理恵としては妊娠初期で心身共に不安定になりがちな時期に、仕事だけでなく私事にまで迷惑をかけたくないと思いつつも、やはり身辺に起こっている異様な出来事に不安と恐怖は強く、可奈の心遣いは何よりも有り難く感じるのは確かだった。それに加えて、ホテル暮らしというのは幾らそれなりに給料を貰っているとはいえ経済的な負担も大きい。

 それでも、他人が居候するというのは精神的にも経済的にも余計な負担を掛けてしまうのは確かなので、できるだけ早めに新しい住まいを見つける必要がある。

 それについても週末に可奈が不動産巡りに付いてきてくれるらしい。なんでも遠慮するあまり早く引っ越す事を優先して変な物件を選ばないようにとの事だ。

 可奈のみならず夫の貴史も事情を聞いて賛同してくれたらしい。

 このところ辛い事ばかりであったがそれでも尚、この先輩にで出会えたことは幸せだと理恵には感じられた。

 

 ビジネスホテルの小さなユニットバスでの簡単な入浴が続いていたので、久しぶりにゆっくりと足を伸ばして風呂に浸かると身体の中に澱んでいた疲れがスーッと抜けていくかのような感覚がしていた。

 とはいえ、人様の家である。自宅ならば1時間ほど掛けて入浴する理恵も、身体が温まった後は早めに出る。

「すみません。お先にお風呂頂きました」

 髪を乾かし終え、理恵がリビングに戻るとダイニングテーブルにはいくつもの料理が並べられていた。

「あ、白河さん、もうちょっとで晩ご飯出来るから座って待っててね」

 カウンター越しのキッチンから貴史が声を掛ける。その手には包丁が握られている。どうやら普段から料理をしているらしく、その所作は手慣れたものだった。

 

「はい、これ飲んで少し待っててくれる? 今日は旦那が食事作る番だからちょっと遅くなっちゃうの。男の人って無駄に凝るのよね」

「交代で作ってるんですか?」

「旦那って、1人暮らしが長かったから家事は一通り出来るのよ。共働きだし、結婚してからずっと家事は分担してるわ」

 なかなかどうして、貴史は夫として優秀らしい。

 そんな可奈達を見ていると、もしかしたら自分もこんな幸せそうな表情をする生活を得る選択肢があったのだろうかとそんな想いが微かに理恵に過ぎったが、彰の遺影と先日の夢に見た姿を思い出し、両腕で自分の胸を抱きしめた。

 

 貴史の料理は美味しかった。

 事情をどこまで聞いているかは分からないが必要以上に踏み込んだことを聞くこともなく、場を和ませるような会話が自然と出来るようだ。

 可奈とも引っ越し先の希望や仕事のことなどをとりとめもなく話す。

 久しぶりに理恵が感じる穏やかな時間がゆっくりと過ぎていった。

 

 

 

「どうぞご検討下さい。時期的にすぐに埋まったりはしないと思いますが、早めに返事をいただけますと助かります」

 店員のそんな言葉に見送られながら理恵と可奈は駅前の不動産屋を出る。

「ったく、相変わらず家賃たっかいわよねぇ。その割に狭いし日当たり悪いところ多いし」

「23区内だとどうしても、ですね。今の所がすごく良かったのでどうしても比べてしまいますよ」

 週末になり理恵は可奈と共に不動産巡りをしていた。

 実は理恵にとっては久しぶりの休日らしい休日となっている。といっても会社がブラックなわけではなく、精神的な負荷から逃避で仕事に没頭していただけであるが。

 可奈達夫婦のおかげで理恵の精神状態もかなり落ち着いたものになってはいたが、それでもマンションで1人暮らしを再開させたいとは思わない。

 あの白い手紙や不気味な出来事が重なった上、死んだ彰と過ごした思い出も辛い。最低でも別の場所に引っ越してそこから再スタートしたかった。

 

 いくつかの不動産を回り、数件の物件を見たがなかなか希望に添う部屋は見つからなかった。

 都内で女性が安心して1人暮らしを出来る部屋というものは存外少ない。もちろん家賃が高くなればそれなりにあるのだが、今の会社で同年代の女性と比較すればそれなりに高収入を得ているとはいえ、まさか給料の大半を家賃につぎ込むわけにもいかない。結局はどこかで妥協するしかない。

 かろうじて先ほどの不動産屋で何とかギリギリ条件に擦る物件が1つだけあったくらいである。それも今までのマンションよりも通勤時間は確実に延びてしまうのだが。

 あのマンションはオーナーが『若い女性が安心して暮らせるマンションを』と考えて建築しただけあって相場より若干家賃が高いのを除けば設備も充分に満足のいくものであった分、物件選びは厳しいものになるのは仕方がないことだろう。

 

「もういっその事分譲マンション買っちゃったらどう? 家賃分の支払いくらいで買えるわよ」

「ふふ、まだそこまで思い切れませんよ。この先どうなるかも分かりませんし」

「3LDKくらいが一番費用的にお得だし、この先結婚、って、ゴメン」

「大丈夫です。その、最近色々ありすぎて、あんまり彼の事考えてませんでしたし。あまり気にしないでください」

 可奈は自分が言いかけた言葉を慌てて取り消す。結婚するつもりがあったかどうかはともかく、恋人を亡くして幾らも経っていない人間に言って良い言葉ではない。

 そんな気遣いに理恵は苦笑いしながら気にしないようにと返す。

 実際に言葉通り、彰が死んで、その悲しみに浸るよりもその前後に起きた不可解で怖ろしい出来事で理恵の精神的な許容量は一杯になっており、彰を悼むどころではなかった。

 だから本当に気にしていないし、むしろ散々お世話になっている可奈に気を遣わせていることに申し訳なさを感じているくらいだ。

 

「えっと、それよりもそろそろお昼にしませんか? 今日という今日は絶対に私が出しますからね! イタリアンでも和食でも近くで美味しそうなところ探しましょう!」

「もう! そんなの気にしなくて良いのに」

「そうはいきませんよ。何日もお世話になってるのにお金受け取ってくれないんですから、こういった機会くらいは少しでもお返しさせて下さい」

「はぁ。しょうがないわね。よしっ! 寿司でも行こうか! もちろん回らないやつね」

「わぁ~!! ちょっとは手加減して下さいよぉ」

 冗談でいった言葉に慌てる理恵を可奈が笑う。

 からかわれた事を知った理恵の顔にも笑顔が広がった。

 2人はまるで女子高校生のようにじゃれ合いながら食事とウインドウショッピングの合間に不動産巡りを再開させた。

 

 

「あ、おかえり~」

 可奈が玄関を開けると丁度貴史が濡れた髪を拭きながら洗面所から出てきたところだった。どうやら風呂上がりらしい。

 2人が帰ってきたのはすっかり日も暮れた7時過ぎ。

 結局昼食後は物件探しよりもお店巡りがメインとなってしまったが、一日都内を歩き回ったので足が痛くなった。

 それでものんびり、とはしていなくても良い気分転換にはなったようで理恵の表情に明るさが戻っている。

 貴史のほうも『友人と会う』と言って出かけていたはずだが先に帰ってきていたようだ。

「食事は僕が作るからお風呂に入っちゃって」

「ありがとうございます」

 理恵がお礼を言うと朗らかに笑って貴史はキッチンに入っていった。

「本当に良くできた旦那さんですね」

「あはは、ありがと。結構気が利くしマメなのよ。私が私生活結構ずぼらだから助かってるの」

 可奈はそう言うが、職場では誰よりも気が利き気遣い上手な彼女に理恵はいつも助けられている。

 理恵は理想的な夫婦像を見た思いがしていた。

 

 居候の身で全て貴史任せにするわけにはいかないと、理恵はごく簡単に入浴を済ませると食卓の準備などを手伝う。

 この家に来た当初は『お客様』扱いで手伝うのを固辞されたのだが、何もせずに厄介になるのはかえって気を遣うと主張して色々な手伝いをさせてもらっている。

 といっても貴史の手際が良すぎてあまり助けになっているとはいえないのが情けなく思う。理恵もそれなりの期間1人暮らしをしているので一通りの家事は出来るのだが、元々の性格なのか適性なのか貴史も可奈もテキパキと家事をこなしてしまう。可奈はともかく、貴史にまで女子力で負けているような気がした。

 

 料理の配膳が終わった頃、丁度可奈が風呂を終えたので食事を始める。

「それで? 物件のほうはどうだったの? 良いのあった?」

「あ、はい。いくつか見たんですけど、前のところのような物件はなかなか難しいみたいです。でも、そんなに悪くないところもあったので」

「駄目よ。適当に妥協すると後から問題が出てくるんだから。ウチは急がなくても良いんだからもうちょっとじっくり探しましょ」

 可奈の駄目出しに理恵は苦笑いをする。

 貴史はヤレヤレとばかりに肩を竦めた。昔から可奈はこうと決めたらなかなか折れないのだ。それに別に反対する理由もない。

 だが理恵としてはいつまでもただご厄介になるのは気が咎めることでもある。

 なのでこれまで聞けなかったことを思い切って聞いてみることにした。

 

「あの、いまさら、ですけど、先輩はどうしてここまでしてくれるんですか?」

 ごく当たり前の疑問。

 幾ら職場で親しくしているとはいえ、赤の他人を自分の完全なプライベート空間である自宅に無期限で住まわせるなど、そう簡単にできることではない。また、理恵自身にそれほどの事をしてもらえるような憶えもなかったのだから。

 しかしこれまでそれを聞くことは出来なかった。親からの当たり前の愛情を受けられなかった弊害だろうか、聞くのが恐かったのだ。

 それでも聞いたのはやはり厚意を受けるばかりというのは心苦しいからだろう。

 理恵の質問に、可奈はちょっと驚き、次いで『あちゃー』と表情をして頬を掻いた。

「ああ、うん、そっか、まぁ、気になる、よね」

「っていうか、可奈ちゃん言ってなかったの?」

 貴史はむしろ可奈の言葉に驚いたようだった。

 

「あはは、まぁ、何となく言いそびれてた。というか、誤解を招きそうでどう言って良いかわかんなかったし。とはいえ、理恵ちゃんの立場なら理由がわかんなきゃ気持ち悪いだろうし、うん、言うね。えっとね、私、妹がいたの」

「妹さん、ですか?」

 初めて聞く可奈の妹の話だが意外性は無かった。姉妹がいてもおかしくないと感じるくらい理恵に対して以外にも面倒見が良かったからだ。

「あ、別に妹が理恵ちゃんと似てるとかそういうことは無いから。2歳差だったってだけは同じだけどね」

 そう言いながら可奈はどこか懐かしむような、寂しさを感じさせる表情で笑った」

「……だった、って、あの」

「うん。生まれつき心臓に障害があってね。小さい頃から入退院を繰り返してたんだけど、私が高校生の時に亡くなったの」


「仲良かったんですね」

 可奈の言葉の中に深い愛情を感じて、理恵は憧憬を込めて言う。

「とんでもない! もうほんっとに生意気で我が儘でさぁ! しょっちゅう喧嘩してたわよ。しかも妹は病気なもんだから親に怒られるのはいっつも私よ!……でもね。妹が死んで思ったの。もっとこうしてれば良かった、もっと沢山話をすれば良かった、って。

 そのせい、ってわけでもないかもしれないけど、それから年下の女の子に世話焼きまくるってのが性分になったってわけ。もちろん人は見るけどね。だから、理恵ちゃんにしてるのも私の我が儘、というか自己満足なの。妹の身代わりにしてるわけじゃないけど、妹に出来なかった分、まわりの人にしてるだけなのよ」

 そう言って可奈は少し恥ずかしそうに、それでいて理恵の顔色を窺うように視線を彷徨わせた。

 

「先輩……あの、ありがとうございます。少しでも恩返しが出来るように頑張ります」

 理恵は心からの感謝を込めて、それでいてちょっとずれた言葉と共に頭を下げた。

「う~ん、いい話だねぇ」

 貴史がどこか固くなった空気を壊すように戯けた口調で両手を広げ、そんな雰囲気を霧散させる。

 理恵と可奈はその仕草に顔を見合わせると、クスリと笑って少し覚めてしまった食事を再開させた。

 

「あ、そういえば可奈に何か荷物が来てたよ。懸賞でも当たったんじゃない?」

 食後の片付けを終え、リビングに場所を移して3人で談笑していると、不意に思い出したかのように貴史が言った。

「ほんと? やった! 何が当たったんだろう」

 聞くと、可奈は懸賞に応募するのが趣味らしい。これまでにも何度か当選しており、温泉の宿泊券やホテルレストランの食事券をもらった事もあったそうだ。

「ちょっと待ってね。えっと、うん、これだ。っと、あれ? なんだ? これ」

 貴史がソファーから立ち上がり、キャビネットに載せてあった郵便物から封書サイズの小箱を取りあげると、ハラリと何かが床に落ちた。

「!! な、なんで、なんでそれがここに」

 床に目をやった理恵が凍り付く。

 そこにあったのは、あの『白い手紙』だった。

 

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