異世界の管理者(アドミニストレーター)

どうね

第1話

やぁ。


僕は司昴 切夜。18歳。高校生だよ。


下校中僕は何故か目の前が真っ暗になって謎の空間に飛ばされたみたいだ。


……一体何が起こっているんだろうか?


「はじめまして。」

すると突然暗闇から青い光とともに現れた。

「ううえぇ!!?」

僕は驚いて取り乱してしまった。


「驚いたよね!?本当にごめんなさい。間違えてあなたをここに呼んでしまって!あっ!私は前刀=ソビアー=シャーロットだよ。えええっと……司昴切夜くんだよね!?ええええっと……」


「取り敢えず前刀さん!落ち着いて!」


彼女はとてつもなく焦っている様子だった。というかなんで僕の名前を知っているんだろう……?

気になるので質問してみよう。


「前刀さんは何故僕をここに呼んだの?何故僕の名前を知っているの?」


前刀さんは恥ずかしながら答えた。


「それは……君は管理者となる資格があったからだよ。だから君は呼ばれた。管理者っていうのは世界を制御して破壊されないようにする人のことだよ。」


へぇーと相槌を打ちながら聞く。


「私も管理者なんだ。だから君の世界の事、君の事も勿論知ってる。本当はね君の事を呼びたくなかったんだ。だって……」


前刀さんは言葉を溜めている。


「言ってみて。」

僕は発言を促した。


すると彼女は覚悟を決めたように言った。


「ここの管理者空間に来ると……



二度と現実世界に戻れないの……」







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異世界の管理者(アドミニストレーター) どうね @yukkurizeon

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