少女・Fifth

 私の属する部、霊研と、霊道部が戦うことになった。

 この試合に負ければ、私達はもう一緒ではいられなくなる。

 私と彼は、もう一度、離れ離れになってしまうの?

 これが、初めてのはずなのに、昔、ずっと昔に、離れたことがあるように思える。

 私が、彼の元を離れてしまったことがあるのだろう。

 事実、彼が言うにはそうらしい。

 だから、私は。

 もう、彼の傍から離れたくない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る