第23話 鬱生活
もう、何もやる気がしなかった。
今まで、ひとり暮らしをしていたが、実家に帰り、
精神科への通院。
デザイン書道教室。
それ以外は、実家の部屋に引きこもって、毎日、般若心経を写経していた。
写経をしていると筆使いは自然と上手くなっていくもので、デザイン書道の先生も驚いたかもしれない。
そんな生活が一年を過ぎた頃、親父がキレた。
「なんでも良いから仕事して来い」と。
とりあえず、求人誌をみて、何かしたいこともないので、「楽そうだな」と思い道路交通警備の会社の面接を受ける。
仕事を始めると何か良いことが舞い込んで来るもので、
最初の会社の先輩から電話が入る。
「引き抜きの話があったが、断ったところ、だれか紹介してくれ」って言われたので、行ってみる?
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