Sign of the moon.
真崎いみ
ポラリス
ポラリスの別名は北極星。小熊座のα星、2等星。
直径は太陽の46倍もあり、光に至っては2200倍の量で輝いている。
古代より船乗りの道標として重宝されてきた。
闇にそっと光るポラリスは、私を目的の場所へと向かうために位置を教えてくれるはずだった。ささやき、繰り返し、響く私の星。
目的地に到達できないことはわかっている。あの場所にはすでに辿り着いた者がいる。だけど、焦がれずにはいられないのだ。
遠く、遥か彼方の場所へ。私は永遠に辿り着くことはできない。
心だけでも、想いだけでも傍に行けたらいいのに。
ポラリス。
私に何を示す。
Sign of the moon. 真崎いみ @alio0717
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。Sign of the moon.の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます