換気扇-episode-

「・・・、ぅ・・・、う~ん・・・。だ・・・、だ・れ・・・、誰か・・・、見てるのかな?」

私はまどろんでいた時に変な目線に気づいた。

「・・・、気のせいなのかなぁ・・・。」

私は周りを見回してみたのだが、何も見つからなかった。

何も無いのに、変な視線を感じるなんて嫌だなぁ・・・。

と思いつつまた眠り始めた。


小さな音を鳴らし、換気扇が回っていた。

換気扇は空気を吸い込み、そして、視線を吐き出します。

奇妙な視線を彼女に注ぐ。


私は朝になって起きた。

また、奇妙な視線を感じた。

なんだろう・・・、でも、何かあるわけじゃないからいいけど・・・。

変な視線は気にしないことにした。


換気扇がついてることは気が付かないようだ。

狂った視線がこの部屋を満たしていく。

狂った眼球がこのアパートを凝視している。

異常である。


「やっと、バイト終わった!中でエアコンつけてアイス食べよっ!」

私はウキウキしながら自分の部屋の扉を開けた。

そしたら、・・・。

「なにこれ・・・。」

変な風韻気が自分の部屋を満たしている・・・。

怖い・・・、何故か・・・、途轍もなく・・・、怖い・・・。

体の底から沸く恐怖というのはこういう事なのだろうか?

・・・。

怖くて、前にも後ろにも動けない。

暗闇の向こうから、何かが・・・、見つめている。

怖い。

嫌だ。

このままじゃ、死ぬ・・・。

何も分からないまま、死ぬ・・・。

でも、私は動けないんだ・・・。


뿂瘎윿瘃瘆痂瘴癝皇瘴癝皇痉疭瘆痂由윿瘄잁痠瘆痂甲⼰쯃疯疥뺡瘉瘆疹甲


換気扇は満足した。

また目玉が増えた。

仲間が増えてくれた。

もっと、友達が欲しいのだ。


__________END_________

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