第7考 謎の表示と数字の関係性について
おはよう!矢萩翔大だぜ!
どうやら今日は6時に起きれたようだ。
ベッドから起きて壁に貼ってある「瞳華たん」こと「千輝瞳華」のポスター(盗撮)の前に跪く。
「おはようございます。瞳華様。今日もすばらしい天気ですね。まるであなたの笑顔のようでお美しい。いつもわたくしめにご挨拶していただきありがたきことでございます。」
「さっさと朝食食べろ。馬鹿。」
部屋に入ってきた母が言う。
!!!!!!!!!!!!!!!!!??????????????????
なんか俺変なもの見えてね!?
「はよしろ。馬鹿。」と母。
母の頭上になんか数字が見えるけどそれだけじゃねぇ!!
なんと
母(39歳)が中学生用のセーラー服をきていたのだ!!!
「びっくり仰天まじまんじ!!」
「あんた頭大丈夫?馬鹿。」
心配したいのはこっちだよ。あといちいち語尾に馬鹿をつけるな。
「お母さん、今日は病院に行きたい。」
今日は変なものがみえるので一度診てもらった方がいいと考えた。
「病院で診てもらってもご褒美の飴はもらえないわよ。馬鹿。」
知ってるわ。俺は16歳~18歳だぞ。
学校に遅刻の連絡をし、精神科「わくわくミステリー診療所」に向かった。
すごい名前。
診療室に入ると先生が俺に向かってこう言った。
「ダイジョブです。ダイジョブです。」
は?まだ診療してもらってないんだが。
「あの………」
「ダイジョブです。ダイジョブです。」
「私はどうなってしまうんですか?」
「あーはいはいはい。」
(そこはダイジョブじゃないのか。)
「さてはやる気ないですよね?」
「ダイジョブですダイジョブです。」
この先生頭おかしいぞ。
「帰ります。」
「あーはいはいはい。」
そして俺は診療所を後にした。
茶番はこれくらいにして。(え
どうやら俺はおかしくなったらしい。
あの先生の頭上にもなにか選択肢のようなものがあった。
看護師がなにも言わないことを考慮するとおそらく俺にしか見えていない。
看護師「いや寝てただけなんですけど。」
モブがなんか言ってるけど無視しておこう。とりあえず俺にしか見えていない。
学校についたぞー!!!
いろいろありすぎてもう昼だけど。
お?誰かが窓越しにこちらを見ている。
なぜみているんだ。
気のせいだった。
正面玄関に差し掛かった瞬間、そのことは忘れた。
で教室に向かった。
机に顔を突っ伏した。
起きたら放課後になっていた。
誰も起こさなかったんかい。
教室に誰一人いない。あ。俺様がいるか。
「帰ろう。」
家に帰った。
「ただいまー」
「翔大!お前学校さぼっただろ!!
ぜってーにゆるさねぇ!!!!!!!!!」
「まて。早まるな。」
ことを急ぐと元も子もなくしますよ。
「しーーーーーーーーーんぇ!」
朝にセーラー服きてた人だと思えないほど激昂している。
あれ?俺は異変に気付いた。
母の上の数字が1000になっているのだ。朝までは30ぐらいだったのに。
もしやこれは………?
「おおおおおおおおおおらぁぁぁぁぁっぁ!!!」
鈍い衝撃が走り、
俺は母の一撃で隣の民家まで突き飛ばされる。
嘘だけど。
「お美しいお母さま落ち着きを。」
「あら美しい?いい嘘がつけるじゃねぇか。今日は見逃してやる。
夕飯はハンバーグとフライドポテトのソテーだ。」
ちょろい。
てなんやねん。フライドポテトのソテーって。
夕飯を食べながら考える。
あの数字は気分が高まると数字が上昇するみたいなやつなのか?
でもそれだと頭のおかしい先生の選択肢はいったい?
別物なのか?
謎は深まるばかりである。
まぁこういうのはラノベよめば解決するでしょ。
「なにかすごいものが動いている気がするわ。」
母がバク転しながら麦茶を飲みながらそう言った。
なにを言っているんだコイツ。
眼に映るものと彼らの恋 どうね @yukkurizeon
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