第7話 異世界の賢者が現代に転生してきてプログラミングで無双する話

先月の末頃にTwitterで見かけたんですよ、異世界から転生してきたチートでPythonが使えるようになってる、みたいなの


で、それが頭の隅に引っかかってて、こういうのを思いついたわけです


異世界の魔術師——オリジナルの魔法陣を作ったりする——が現代(日本の方が書きやすいけど、アメリカかインド、もしくは中国の方がリアリティありますよね)に転生してきて、転生チートとして「あらゆる言語を使いこなせる能力」を与えられるわけです


それがないと、会話にも苦労しますからね


ところが想定外なことに、現代ではプログラミング言語も「あらゆる言語」に含まれていて、COBOLからPythonまで使い放題、さらにランクアップで「逆アセンブル」とか「リバースエンジニアリング」とかのスキルが増えたりして、PCの画面を見ればHTMLのソースコードが解ってしまったり、0と1の羅列から元のプログラムコードを復元できてしまったり


主人公はあれですかね、ブラック企業の冴えないひとり情シスで、さっさと転職すればいいものを、事務職の女の子を好きなものだから、彼女のためにエクセルのマクロを作ってあげたり、顧客名簿を整理してあげたり、能力の無駄遣いみたな感じの日常で


でも時々取引先や、日本や世界の危機をそのプログラミング能力で影から救っちゃう、みたいな


元居た異世界では、魔法陣のスクロールとか作ってたから、それを応用してハッキングツールや高度なファイアウォール、防御のためのプログラムとか、サクッと作れちゃう

逆にクラッキングしてきたヤツを追跡してまるっとやり返すツールとか、ね


何なら自分用に独自OSとか作ってさらに業務効率化しちゃったり


苦手なものはきっとアレ、Excel方眼紙

プログラムからは何をやっているのか読み取れなくて、深読みしすぎてパンクしちゃう


カクヨムコンが終わったら、この設定で長編でも短編でもの自主企画で作品募集するのもよいかもですね、自分では知識不足で書けないけど、読んでみたいから



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