第6案 ポストコロナの恋愛小説
今現在はまだ「過渡期前」ですけれど、たぶん数カ月後には「COVID-19のクラスタが未だ散見される状況」での経済活動だったり学校学習環境だったりになっていくと思うのですよ、少しずつ、トライアル・アンド・エラーを繰り返して
リモートワーク環境での社内恋愛、あと不倫
正社員サマは在宅勤務しているのに……と出勤してプンスカしているところにイケメン上司が紙書類決済のために出社してきて、ふたりだけのオフィス……とか
Zoomとか使ってオンラインミーティング中に、バックグラウンドでメッセージやりとりしてたのが、みんなに丸見えになって不倫がバレちゃうとか
不倫、密会用の無届営業のバーで三密……とか
そもそもリモートワーク中心になったら、どうやって出会う?
ふた昔くらい前は「結婚相手は職場の半径5m以内にいる」みたいな話も聞いたことがありますけど
オンラインで交際を重ねて、趣味も価値観も合うし……と、いよいよリアルで会ってみたら、体臭が生理的に無理、とか
学校、学生はどう変わるのでしょうね?
彼らにとっては「これまで」というのは存在しなくて、「これから」だけがある
あ、これは四半世紀前のバブル崩壊以前と就職氷河期以降の世代の価値観の差を援用できるかもしれませんね
基本はオンラインで、学年、学級ごとに日にちや時間をずらした登校
ひとクラスの人数を少なくするか、体育館の四隅に別れてそれぞれ別クラスがスペース取って授業とか
体育祭、文化祭なんてものはもうできなくて、連帯感の希薄になった学校、学級ではスクールカーストはどう変わる?
学外で三密無視して集まる悪いやつらが幅を利かせる?
登下校も距離を取って歩きましょう
そんな常識が「普通」になった子どもたちのファーストキスとか性道徳って、昭和の頃くらいまで逆戻りするかもしれません、リスキーだもの
エッチなこととかするのは悪い子たち
良い子、普通の子は清く正しいお付き合い
秋頃には、少しそれなりの秩序は出来てくるのでしょうか?
それまでは、お仕事小説、学校を舞台にした小説はifの平行世界の物語としてしか描けなくなりますね
逆にウェブ小説なら、リアルタイムの「今」を描けます、書籍化は無理でしょうけれど……
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