TS〝F〟/トランスセクシャル〝農家(ファーマー)〟~ 異世界辺境の農村で、農家の娘にTS転生したので、野菜畑と可愛い女の子達に囲まれ、悠々自適なスローライフと洒落込みます(๑≡д≡)y━・~~
第4話 異世界ファンタジー百合が、わたしを全力で殺しに来ている
第4話 異世界ファンタジー百合が、わたしを全力で殺しに来ている
のじゃロリエルフと金髪碧眼美幼女がわたしの
うへ、うへへへっ!
「まぁ…おそらく。村の
「あー…」
うへへへ—— へえ?
「何でウチのキャベツ畑におったのかはわからぬが…。はぁ〜、やれやれなのじゃ」
「まぁ、普通はその
あれ?
「もしゅかしちぇ、マァマじゃにゃい…?」
「おぉ、急にたどたどしくなりおったな…。うむ、妾はママでは無いのじゃ」
え、うそ…。
「マァマじゃにゃーい…?」
「オレもママじゃ無いぞ。転生して今の性別は幼女だけど、中身は男だしな」
え………ふぁっ⁉︎
「はぁ〜、しょうがない…。この赤子の親どもを探すとするのじゃ…まったく。
〝すぃ—— フヨフヨ…〟
「あびゃあっ⁉︎」
ちょっ—— 待って!
さっきの話、詳しくっ!
なんか、ご機嫌斜めなところ申し訳ないけど、詳しくぅっ‼︎
て言うかっ!わたし、浮いてるっ⁉︎
魔法⁉︎
魔法ですかっ⁉︎
そこのところも詳しくううううっ‼︎‼︎
「………くす」
〝なでなで〟
「ふわあっ⁉︎」
「ほぎゃあっ⁉︎」
なっ—— ななな、なでなでぇーっ⁉︎
金髪碧眼美幼女さんが、ピーンて背伸びして。のじゃロリエルフちゃんの頭をなでなでぇーーっ⁉︎
やだ、なんて尊いのっ‼︎
「ほら、村長。はやく探しに行くぞ」
「うむむむむぅ〜っ!わ、わかっておるのじゃっ!」
〝ぷいっ!〟
ちょっ—— 何その反応っ⁉︎
百合っ⁉︎
ねぇっ、百合なのっ⁉︎
しかもっ、雰囲気を察するに他にも、
ハーレムなのっ⁉︎
百合で、尊い—— ハーレムなのおおおーっ⁉︎
「なら、はやく行くぞ」
〝ぱしっ〟
「「あ——」」
手ぇーーーっ‼︎⁉︎
「は、はわわわあーーっ⁉︎タタタ、タナファがっ妾の手ぇーっ!手をっ!ににに、握っ—— フ、フカァーッ‼︎」
「ホンギャーーッ‼︎」
きゃーーーーっ‼︎
「あ、嫌だったか…?」
〝すっ…〟
「あ—— 」
「あぶっふぅ…」
ほわぁ——…。
「—— い、嫌なわけ、無いのじゃあっ‼︎」
〝ガシッ!〟
「お?」
「ぐぶぅ…っ⁉︎」
ごふぅ——っ…。
「タナファに手を取られて、妾が嫌な思いをするなどっあり得ぬのじっ!」
「……おう」
「…………」
息を、していません…。
「じゃ、じゃから…そにょ。タ、タナファが妾の手を、は、はなす必要などっ!な、無いのじゃぁ…わ、わかったかっ⁉︎」
〝もじもじ…チラチラ、ぷいっ!〟
「おう」
「…………」
わたしは…殺されて、しまいました。
「ぜ、絶対。妾の手を、は、はなすで無いのじゃぞっ!」
「おうっ!絶対、村長の—— いや、〝アビィゲルヘナ〟の手をはなさないっ!」
〝キュッ…〟
「〜〜つぅっ⁉︎ば、ばきゃもにょぉ〜っ!急にぃ、にゃまえで呼ぶやちゅがっありゅかぁ〜〜っ‼︎」
〝ポカポカポカっ!〟
「…………」
真っ赤な顔でポカポカとか…。
更に、わたしを殺しに来る、だとぉ…。
もぉ、煮るなり焼くなり好きにしてよぉ…。
「はははっ!本当、
「ふぐぬぬぬぅ……。む?確かに…」
「…………」
〝グッタリ…〟
「「…………」」
死んでます。
「ちょっ⁉︎この子、息してねぇっ!」
「ふぁっ⁉︎え、衛ぇー生ぇー兵ぃ〜〜っ‼︎」
「…………」
あ、どうぞお構いなく。
「いや、こんな時は心臓マッサージだっ‼︎」
「心臓⁉︎心臓っ‼︎えっと…えぇっとぉ〜っ」
「…………」
いや、本当にお構いなく。
「なんでもいいから、とりあえず心臓を動かせっ‼︎」
「わ、わかったのじゃっ!」
え?
ちょっと、何する——
「ぶちかませっ!」
かましちゃ駄目だよっ‼︎
「くらえっ!」
ちょっ⁉︎
待っ—— て、そのデッカい杖どこから出したのっ⁉︎
「自動体外式除細動術式——〝オートマチック・エクスターナル・ディーフィブリーレーション〟‼︎」
〝バリバリバリバリぃ〜〜っ‼︎〟
「ほんぎゃあああーーっ‼︎⁉︎」
アッーーー‼︎
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