第39話
「それは普通の人間を食ったって話だよな。隕石に触った奴を食った話はどうなった。要するにおまえは、自分を裏切った奴らの一人を食っただけだから、自分は悪くないと言いたいのか。そこはオレも同意する。良かったな、説明した甲斐があったな。ジェロニモよ、その点についてはおまえは外道じゃない」
「そおうかぁ~っ、わかってくれたか、T! おまえならわかってくれると思っていた。あとのことは
さりげなく最悪の宣言をしたジェロニモの顔に凶暴かつ悪魔的な笑みが浮かび、その全身から見る者を息苦しくさせるような妖気が漂い出した。
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