亡くなってからの手続き編

 父親が亡くなり、手続きを行っていった。

 そのやった事のメモ書きである。




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〇亡くなった日の当日


葬儀屋

・死亡届


 医者から提示された死亡診断書が必須である。

 今後、この死亡診断書が必要な場所が出てくるので、複数枚複製しておくと楽。


・火葬場使用手続き

 手続きと使用順が先着であるため、兄弟総出で手続きに走ってもらう。

自分は葬儀屋に、他の兄弟たちは市役所へと走る。



市役所

・死亡届出

・火葬場使用許可書


 除籍処理が入る

 この時、新聞への掲載云々を聞かれるので、掲載するかどうかの指示はできる。

 後日、ここに何度もくるが、まずはここまで。



各種金融機関

・銀行のATMで引き落とせれるだけ引き落とす


 口座凍結されるため、その前におろせるものをおろしておく。

 特に、費用が馬鹿ほどかかる。

 のちの手続きはまた後日



・檀家としている寺に手続き




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通夜の準備をしながら・・・




・檀家としている寺に打ちあわせ



生命保険会社

・亡くなった本人が入っている保険会社に連絡

 特に必要書類の説明を受けるので、その準備を行う



市役所

・各種手続き用の書類を集める

 亡くなった人物の除籍処理がまだの場合は後日

 下記に、のちに使用した物を挙げる

 また、【身分証明書】や【印鑑】(認印)が必須なので忘れずに。



1)戸籍謄本

2)除籍謄本

3)原戸籍

4)除票

  亡くなった本人の「生まれてから死ぬまでの戸籍」として相続関係に必須

  また、「配偶者」および「相続者」に連なる分もあると良い


3)住民票

  世帯主が変わる前でも、変わった後でもよかった

  配偶者、相続者全員分あると良い


4)印鑑証明

  配偶者と相続者全員分あると良い




通夜

・葬儀屋の説明を受けながら進めていく恰好になる


足洗いめし

 葬儀屋でやってくれる場合もあるが、今回は葬儀屋を通さず、地元の料亭に直接手続きを行う


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葬式(告別式)

・葬儀屋

 指示どおりに行っていけばとりあえずは良し 


火葬場

・手続き


足洗いめし

・葬儀屋でやってくれる場合もあるが、今回は葬儀屋を通さず、地元の料亭に直接手続きを行う


・初七日を含む恰好で行う




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以降、葬儀が終わったら早急に進める


基本的に申請に行く人は、常に

・身分証明書(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなどの顔写真付き)

・印鑑(認印、実印)

・印鑑証明

・住民票

・死亡診断書


を持っている方が良いです。

配偶者が必要になる場合も、配偶者も同様の物を持参する必要があります。



〇市役所

 葬儀が終わったら手続き再開


・世帯主変更

 世帯主の名義変更



・水道局の手続き

 亡くなった親の口座から自分の口座へと変更手続き


・固定資産税、住民税等の税金手続き

 市役所の人に聞いて手続きを行う


・年金機構への手続き

 【年金番号】が必要。

 【配偶者がいる場合、両親二人とも】が必要で、予約を取る。

 予約が月またぎになるぐらい混みあってる場合があります。



・国民健康保険手続き

 変換手続き等になりますが、この手続きで葬儀費用等が市から支給される所があります。

 その際、振込先等の手続きが発生しますが、配偶者が優先順位が高いため、よっぽど事が無い限り、配偶者が窓口にいかなければなりません。






〇法務局(ここの手続きが一番クソだった、上から目線すぎて本当にクソ)


・法定相続人一覧

 今回、これを作るために手続きを行ってみた。

 上記にあげた市役所の謄本等と、ホームページにある書き方資料で作成するも、そのホームページの資料がまったく役に立たないので、窓口で聞いて対応の事。


 書類として完成したら、【金融機関や保険会社の数以上】に手に入れる事。

 【法廷相続人一覧】書類は【無料】で配ってくれる為と、金融機関などにおいては、複製禁止(コピー不可)の所もあるため。




・不動産登記の変更(後日でも良いというか、落ち着いてからの方が良い)

 土地や建物の不動産に関して

 相続する方式や内容によって異なるが・・・


1)不動産番号と土地名義のある書面

2)法定相続人一覧

3)登記原因証明情報

4)住所証明情報

5)身分証明と実印と認印と印鑑証明

6)窓口の人がいう書類


 とくに6)がやっかいで、窓口の人によっては、「要る」「要らない」と手のひらグルグル回され、たらいまわしにされるので、担当した人の名前をしっかり覚えて、おなじ人を窓口にする事。

 でないと何度も訪れる必要になる。



〇各種銀行

 だいたい共通していた書類は下記の通り


被相続人

・死亡診断書

・各種口座手帳およびカード

・法定相続人一覧(無ければ、生まれてから死ぬまでの戸籍一式全部)

 (注意1)


配偶者(注意2)

・印鑑(実印)

・印鑑証明

・身分証明(注意3)

・同じ金融機関の口座手帳があればそれを


届出人

・印鑑(認印と実印)

・印鑑証明

・身分証明書(注意3)



注意1)

 法定相続人一覧は、枚数が異様に多くなる戸籍書類一式の代わりになるため、少なくて済み、一覧で提出してしまえば謄本が手元に残り続けるので、他に回せたりします。


注意2)

 基本的に、被相続人(亡くなった人物)の相続人は、配偶者(妻)>相続人(子)と優先順位が高いため、配偶者が窓口に行く必要があります。


注意3)

 身分証明に関して。

 【運転免許】【パスポート】【マイナンバーカード】など、顔写真付きの物が必要です。

 もし、そういった類のものが無い場合は【複数の身分証明】かつ【住民票】という恰好になりました。

 いずれも、有効期限内であることが必要です。


 以降、どの契約の身分証明にも、こういった事が付きまといます。

 なので、運転免許等を持っていない人は、マイナンバーカード(顔写真付き)やパスポート(顔写真付き)を取得しておく事をお勧めします。(一部では、それでもダメだったところはありますが・・・)



〇生命保険会社

 被相続人の・・・

・死亡診断書

・戸籍謄本

・病院の診断書


 生命保険の加入状況によって異なるみたいです。




〇損保会社

 被相続人が入っている損保になります。

 特に、住宅ローン等で加入している場合は、入院等で就労できない、倒産したために支払が出来ないなどの保険などになります。


 内容は損害保険会社によっては異なりますので、各種確認をしていきます


 【住宅火災保険】も同様。




〇クレジットカード

 年会費云々があるので、早急に手続きを

 カード解約は電話で行えるので、そのまま解約を進めます

 カードローン残高が残っている場合は、債務責任が発生する事があるため、その場合はカードローン会社からの書類申請等の手続きが発生します。




〇携帯電話

・死亡診断書(または、死亡した事が確認できる書類)

・手続き人の身分証明


 解約だけは、コレでいけます。ただ、配偶者と一緒に支払いや契約をしている場合は、分ける必要になるので、その分割手続きを行います。


・配偶者

・配偶者の口座

・配偶者の身分証明および印鑑

・住民票


 顔写真付きの身分証明がない場合は、健康保険証と住民票が必要。



〇各種支払

1)電力会社

  名義変更は無くても、支払口座変更手続きで進めれます。


2)ガス・新聞・NHK

  連絡を取って進める



〇自動車(普通自動車に関して、軽自動車はまた別です)

1)相続

  陸運局等に申請が必要

  ディーラーで代わりにやってくれる所もあります。


2)自動車ローン

  ディーラーでのローンが残っている場合

 ・死亡診断書

 ・除票

 ・相続する人の身分証明および印鑑


 相続する人に組み変わる恰好になるので、審査が入ります。



3)自動車保険

  保険会社に連絡、必要書類が発生するため、必要書類を集めます。

  【法定相続人一覧】でも可の保険あり。

  また、手続きには

 ・身分証明書

 ・印鑑(実印・認印)

 ・印鑑証明

 ・(住民票)

 などが必要になります。



〇税務署

 準確定申告の提出

 個人でやっている所は、申告が必要

 年始ぐらいに終わらせる恰好でもかまわない。

 e-TAXしてるなら、そっちの方が手っ取り早いかもしれない。





【総括して思った事】

・地方の法務局はそびえ立つクソ

 すごく上から目線で対応してきます。

 人がいないガラガラなロビーなのに予約とってくださいと言われているにもかかわらず、歓談?雑談してる姿を見せてくれたりと、何やってんだコイツらという話。


 A:ホームページ上の資料で書いてある内容で書いて、再度きてください。

   ↓

 B:あ、これ(ホームページの資料)じゃ通りません。

   こちらで言った通りに書いてから、再度来てください。

   ↓

 C:Aが言っていた書類?要りませんよ?

   ああ、すいませんね、間違ってます。書き直して再度きて下さい。

   Bが言ってた?おかしいですね。

   ↓

 D:A、B、Cそれぞれ違う事いってますね・・・

   正確には・・・(説明開始)



 結局、最後のDさんがすごく丁寧(それでも"わかってねーな、こいつ・・・"的な威圧あり)に説明してくれたが・・・

 間違ったら、再度予約とってきてくださいねと言って、追い返された後には歓談しては暇そうにしてるのはどうかと思うぞ




・docom〇もクソ

 顧客対応がクソ。

 窓口はまだマシかもしれないが、とにかく予約とるまでがクソ。

 忙しいのかと思えば、立ち話で雑談してる予約券のところの担当者たち。

 予約とっても1時間以上まってくださいと言われて、さらにクソさを加速する。

 また来てください。と言う時の見下し感がさらにひどい。


 あと、料金に関しても高すぎ。家族ぐるみでないと恩恵まったくなくなる仕様。

 3人以上がいる事が、最安値の条件って・・・今の時代無理やろ・・・

 



・身分証明に関するものは、顔写真の物をもっておくべき。

 特に運転免許がない場合は、マイナンバーカード(顔写真付き)やパスポート等をつくっておくほうが良い



・市役所、年金機構、税務署、などなど親切すぎて怖い

 法務局との対応の差が違いすぎて・・・

 お役所仕事とはいえ、法務局のクソさが、さらに際立つ要因になってる。

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親とガン zaq2 @zaq2

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