2019/12(終わりの月)

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2019/12/02

 下の兄弟の転職先が、16時定時の職場のため、母親の送迎をまかせる事にする。


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2019/12/04

 自分の、のど風邪がひどく、声が出ない。

 せき込みもして、まともに会話ができない状況になる。


 その為、病室に行く事は極力さける事にする。

 うつったりする危険性を避けるために



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2019/12/06


 夕刻、上の兄弟が帰ってくる。




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2019/12/07

 午前中に見舞い、夕刻頃に再び見舞いにいく



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2019/12/08

 午前中に見舞い、自分は駐車場にて待機

 母親がもどってくる時に、看護師から話があるとの事。


 母親は、また悪い話なのかとの事。


 母親は、また悪い話なのかとテンパり出す。



 夕刻、上の兄弟が帰るので、帰る前に見舞いに・・・の前に、ある程度の買い出しをおわらせてから、説明をうける



 今後、どのようにしていくのか?という話であった。

 対応は、なるべく父親の意思を尊重してという話でもあった。



 その夜、父親がかたくなに手放さなかった手持ちカバンを母親が持ち帰ってきた。

 中身を精査していくと・・・借金をしていることが判明する。



 信用金庫とクレジットカード会社のリボ払いで。



 あれほど、「無いんやな?」と母親は聞いていたのに、結局は借金がまだあったという話である。


 嘘をついてまで隠していたりと、もう家族全員があきれてしまっていた。


 今後、この借金をどうするかが問題になってくる。

 総額で50万こえる。



 リボ払いしている分でも馬鹿するぎる年利設定の分でも何とかしないといけない。


 また、信用金庫からも貸付利息が万単位で増えており、これを早急に何とかしないと支払能力がなくなった父親の借金は膨れ上がるばかりである。



 悩みの種がまた増える・・・


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2019/12/09

 月曜日になり、医師との面談は明日の18時という事になる。


 のど風邪が治りきっていない声のままなので、病院には入ることはしていないが、母親がタクシーを使用して病院にきて、手続き(保険屋とのやりとり)の書類の話を聞きだしていた模様である。



 また、電気料金の支払いを、父親の口座から自分のクレジットカードへの変更手続きを行う。


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2019/12/10

 主治医との面談の日



 会社帰りに夕刻に説明を受ける。

 内容としては、

・いついかなる時でも最悪の事が起きてしまう状況である。

・もって今年中、よくて来年迎えれるかどうか。

・痛みを訴えない、受け答えの意識もしっかりしている方である。

・ただ、胃と食道の間にあるガンが邪魔して、飲食はほぼ不可能。

・意識も、朦朧とする事があるが、ここらはガンの影響が強い。

・痛みを訴えないので、今は痛み止め等を処方していない。

・体力はほぼない、気力のみでもっている状況である。


 という事だった。


 母親と、覚悟をしてきたつもりだったが、重く突きつけられた感じがした。




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2019/12/11~14

 会社終わってから、母親をつれて見舞いに行くサイクルを続ける。

 自身は、咳が酷いため、数日のみ顔を出す程度。


 顔をだしては、認識している返事を返してくる。

 が、言葉というよりも、うなずきなどで返してくる程度。


 腕はやせ細り、足もやつれ、胸の骨すら見えている状態。

 顔はゲッソリとしてはいるが、目だけはしっかりとモノを見ている。


 本当に気力だけで持っているという感じだった。



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2019/12/15(日曜日)


 朝、母親の見舞いで送り届け

 前日、上の兄弟をつれてあとから連れていく


 母親から、下の兄弟の今日の予定を聞いてとの事で、メールで問い合わせを行う。



 昼頃、痰がつまっている呼吸音になってきたので。吸引機で取り除こうとしたとき、痰が詰まったのか、白目をむき、そのまま・・・



 12/15 12:40 永眠



 看取れたのはよかったのか、苦しまなかったのは、幸いなのだろうか


 ここからが大変




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