第三章 図鑑に載らない

前書き

 またお会いしましたね。

 最近の科学技術の発展はいかがでしょうか? 遺伝子組み換え食品、悪影響こそ考慮されていますが実用性はあるのでは? 農薬を大量に使うよりもマシかもしれませんよ。

 実は人類は、歴史の中で品種改良をたくさん行ってきました。金魚、豚などは人類が作った生物ですね。競走馬も故意に交配させて作っています。もしかすると人類が遺伝子を操作することは必然だったのかもしれません。これから遺伝子科学は進歩を遂げるでしょう。

 しかしここである疑問が生じます。新しく作られた生物、図鑑に登録されるのでしょうか? 裏の世界ではマッドサイエンティストが表に出ない改造生物を大量に作っている、なんて噂も耳にしたことがあります。

 今回はそんなお話。遺伝子組み換えがもたらす未来はどんなものでしょうか?

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