第二章 森の獣

前書き

 戦争はいつの時代にも起こります。これまでもたくさんの戦いがありました。これからも私たちの知らないところで戦いは続くでしょう。ひょっとしたらすぐそこまで来ているかもしれませんよ? 人類の歴史は戦争と共に発展したと言ってもいいでしょう。実際に私たちが使っているもののほとんどが軍のお下がり、という噂もあるくらいですよ。日本だってかつては軍事開発に力を入れてきました。

 戦争で流されるのは人間の血だけとは限りません。戦場が森なら動物たちにも被害が及ぶでしょう。近くに敵がいて隠れなければならない。でもそばに音を出しそうな動物がいる。こんな状況なら誰しもがその動物を殺すでしょう。あなたは罪のない動物を、自分の安全のために殺せますか?

 今回はある戦闘地帯でのお話です。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る