●2016/08/12

■紙の日記


 ナチュラルに、11日、日記をつけるのを忘れていた。

 きのうは××ちゃんのラブライブコピバンに行ってきた。××と。楽しかったー。

 きょうは美容院に行って、髪つやっつやにしてきた。やっぱりぱっつんボブこそ至高だねー、もう変えない!


■パソコンにて


 11日の日記、ほんとナチュラルにつけ忘れてたねえ……12日の夕方あたりに思い出したよ。たしか0時くらいに帰ってきて、お風呂入って、予想通り1時だったんだよな。


 11日は××ちゃんのコピバンを観るために、××と目黒のライブハウスに行った。思ったより、小さなライブハウスだった。

 ライブを観ているっていうのに、××と小説のことをずーっと話したwやっぱりね、どうしてもね。××のことが心配。いま、彼には希望がない。私がもっているような、希望が。


××:そんなものだ、といまのわたしが思ってるの。そんなものじゃないと、昔は言えたかもしれないけれど、こうして入院しているあいだに、いつのまにかいろいろと失っていたいまのわたしは、言えない。


××:うーん、まあそこは私も酌みたいとは思っているけれどね?残念だけれど、私ではその考えに共感はできないし、切れない糸のようなひとたちに助けられてすくわれて生きているいま、そこを「そんなものだ」と言い切られちゃうと、それはどうしても受けつけられない。ごめんね。


××:まあそれはしょうがないね。決して妬む意味ではないと前置きしておいて、あなたは救われてどんどん状況がよくなっていっている、対してわたしは…


私:ふむ……。うん、そういうふうに感じていることはなんか話をしてわかったし、どうにかできるといいな、とほんとに思っているんだよ。私だって重たい病気もちなわけだし、みんなに見捨てられたって感じていたときもあるし……だからね、どうしたらいいんだろうね。うーん……。

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