●2016/08/07

■紙の日記にて


 牧師先生に「来月からふたりで勉強しましょうか。洗礼の準備をしましょう」と言われ、大変嬉しい。

 原稿はあまり進まず。

 バルトの結婚観。衝撃だった。私はバルトと本質的に似ている。


■パソコンにて


 きょうは吉祥寺で××と遊ぶのに、もう深夜の二時だよ!!!

 とりあえずきょうも呟きまくったので、洗礼についてとバルトについてはちょっとツイートを引っ張ってくる。


・そして帰りがけ、玄関で牧師先生に声をかけられた。「調子はどう」「わるくないです。とても落ち着いています」「そう。夏はいいのかな」。牧師先生はもともと柔和なお顔の目をさらに細められた。「来月あたりから、ふたりで勉強をしましょうか。洗礼の準備をはじめましょう」。いよいよか、と思った。

・「プレッシャーに感じなくていいからね。いつでもキャンセルできますから」。牧師先生はこうもおっしゃったけれど、おそらく私は勉強を中断することはないだろう、という予感がある。こころはすでに決まった。私が決めたのではない。そういうふうに決められたのだ。ついにその準備がはじまるのだ。


・プロテスタント神学においては結婚はサクラメントではないということは宗教界における一般常識と知っていたので、どんなもんだーって思って読みはじめたけれど、バルトの結婚観がすっげえええええええわかってもうどうしようもない。ひと文ひと文にそうだよなそうだよな、ってうなずいている。

・一対一の関係性なんて、どれもとくべつなものだよね。でもたしかに、バルトの私生活に対してひとつ否定的なことを思うとしたら、やっぱりいついかなるときでも妻をだいいちに考えたほうがよかったんじゃないかな、って。私も「とくべつ」はそれなりにもっているけれど「いちばん」は「いちばん」だよ。


 最後のツイートについてだけ、ツイッターには書かなかったことを書く。最後のは、もちろん、○○のことである。私は○○をいちばんだいじにしようと思っている。それでいい。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る