第2話「フラン姫の失踪」第6部

日曜日10時05分

「ど、どうして……ここが?」

 セミの声が降り注ぐなか、ぼくは裏返った声を上げてしまった。その拍子に、ぼくのおなかが「ぐおるるる……」と鳴る。早く朝ごはんを食べたいけれど、不老ふろう翔太郎しょうたろうにはぼくの胃袋を気にしてくれる様子はなかった

 不老は古びたマンションの前で、ぴくりと肩をすくめた。

 ぼくたちの背後の駐車場は、昨夜ぼくがユタカ兄ちゃんを尾行してたどり着いたときとは違って、ほぼ満車だった。

「僕が時間を無駄にしない人間だということは、きみはよく知っているはずだ。今朝、柳橋やなぎばしさんに聞いたのさ」

「ヤナギバシさん……って、えーっと、誰だっけ?」

 出し抜けに不老は笑い出した。

「面白い人だねえ、御器所ごきそ君は。柳橋やなぎばし典弘のりひろさんの名前を忘れているんだから」

「だから、誰のこと?」

「〈組〉でいちばんの仲良しの人を忘れるなんて、きみは冷たいな」

「あ……ノリ兄ちゃん?」

 そうだった。いつも「ノリ兄ちゃん」としか呼んだことがない。フルネームは「柳橋典弘」だったっけ。そんなことを思い返す機会がなんてなかった。

「で、今からどうするの?」

「401号室だ」

「へ?」

大森おおもり亜子あこさんの話を聞きたいだろう?」

「は? 大森亜子……さん? 誰? どこ行くの? 何のため?」

「一度に訊く質問は一つ限りにしたまえ。おっと、噂をすれば影だ」

 不老がぼくの腕をつかんで、ぐいっと引っ張る。

 マンションの一階の入り口から、Tシャツにショートパンツ姿の中学生くらいの女の子が現れた。跳ねるように、ぼくたちの右手へと早足で歩いて行く。

 その瞬間だ。

 背後で自動車のエンジンが始動する音が聞こえた。聞き覚えがある音だ。

 何気なく音のほうを振り返る。

 その瞬間に、ぼくは思わず「あっ」と声を漏らした。

 女の子に向かって歩き出そうとしていた不老も振り返る。

「どうした……?」

 不老が口を開くと同時だった。

 駐車場からのそりと姿を現したシルバーの軽自動車が、こちらに向かってハンドルを切った。一気に加速する。

 恐ろしい速度でこっちに近づいてくる。

「不老、危ない!」

 反射的に、不老の背中を突き飛ばした。

 一瞬後、ぼくの足がもつれた。

 ――まずい!

 恐怖とあせりで、反射的に眼をつぶった。

御器所ごきそ君!」

 不老の声、女の子の短い悲鳴、そして車のエンジン音――同時に耳に飛び込んでくる。

 一瞬後、お尻に強い痛み――あ、ぼくは尻もちをついたんだ。

 が、それ以上の衝撃は起きなかった。

 おそるおそる眼を開いた。

 シルバーの軽自動車が、ぼくの脇をかすめてマンションの敷地から走り去って行くのが見えた。

「二人とも大丈夫?」

 鋭い声を上げて、先ほどのTシャツの女の子がぼくたちのほうへ駆け寄ってくる。その面持ちは青ざめていた。

「大丈夫ですよ、亜子さん」

 不老が、憎たらしいほど冷静な口調で返事した。

 亜子さん?

 誰?

「さあ御器所ごきそ君、いつまでそこで寝てるんだい? 早く立ちたまえ」

「お尻痛い……」

 ぼくがていこつをさすりながら立ち上がろうとすると、「亜子さん」と呼ばれた女の子が、ぼくと不老のあいだに割って入って来た。

「手から血が出てるよ。ごめんなさい」

 女の子はぺこりと頭を下げると、ぼくの手首をぐっと摑んだ。

「怪我、手当てしないと」

 心配げに女の子がぼくの両眼を覗き込んできた。

「あの、いや、その、全然平気だから、その、えーと……」

 ドギマギと慌てふためいてしまう。女子との物理的な接触はとてつもなく苦手だ。真夏の空気が暑いのに加えて、さらに顔がカーッと火照ってしまう。

「あの人……ママのせいで、怪我させちゃった……ほんとうにごめんなさい!」

「ママ……? さっきの車を運転してた人が?」

 そういえば昨夜、探偵の平針ひらばり左京さきょうが「あの女」という言葉を発してたような気がする。

「うちに来て」

 女の子は不意にぼくの腕を引っ張った。

「ちょ、ちょっと……」

 助けを求めるように不老を見やる。が、不老はにやりとうなずいただけだった。


日曜日10時33分

「昨日も、『あの人』が来てたんだ……」

 大森亜子さんは、ぼくの手に消毒液を塗って絆創膏を貼ると、畳の上にぺたんと腰を下ろした。そして、両手で自分で体を抱きしめた。

 亜子さんが自分のお母さんのことを『あの人』と呼んでいる。そのことが、ぼくの心をざわつかせていた。さっきまで顔から火を吹いていたぼくも、急に六畳間のクーラーが効きすぎているように思えて、ぶるぶるっと体が震えてしまう。

「では、昨夜は気づいていなかった?」

 不老翔太郎が尋ねると、大森亜子さんはこくりとうなずいた。

 亜子さんが出してくれた麦茶を飲んだ。空きっ腹に冷たい麦茶がみる。またもや、ぼくのおなかが「ぐぉるるるるっ」と鳴った。

 そのとき、玄関のドアが開く音が聞こえた。続いて、慌てて足早に近づいてくる足音。

 ぼくたちのいるダイニング・キッチンへつながるドアが開いた。

「亜子、何があったんだい?」

 心配げに顔を覗かせたのは、父さんと同じくらいの歳の男の人だった。半袖のワイシャツにスラックス姿。片手には黒いビジネスバッグを下げている。日曜日の朝だというのに、ちょうど仕事帰りといった姿だった。

「パパ! 遅いよ! さっきママが来てたのに!」

 その声に、男の人の表情が曇った。

「えっ? ちょっと待ちなさい。こちらの子たちは、亜子の友だちかい?」

「ううん、今日はじめて会ったばっかり」

 そして大森亜子さんは、さきほどのぼくたちとの出会いについて説明した。

 亜子さんのお父さんはそれを聞くと、一気に渋くてつらくて悲しそうな表情になった。

「我が家のトラブルのせいで、きみたちにも、大きなご迷惑をかけてしまったんだね。申し訳ない」

 亜子さんのお父さんは頭を下げた。が、すぐにぼくの顔を覗き込むと、はっと眼を開いた。

「あれっ、きみは一也かずや……御器所ごきそさんの息子さんじゃないか。はじめ君と言ったね。ゆたかがお世話になってます」

「へ……?」

 動揺しながらも、ぼくの虹色の脳細胞を働かせる。

 ――あ、そうか。

 ようやく飲み込めた。この人は、ユタカ兄ちゃんのお父さんなのだ。すると、ぼくに絆創膏を貼ってくれた亜子さんは、ユタカ兄ちゃんの妹だったのか。

「昨日の夜、ユタカ兄ちゃん……えーと、裕さんもこちらに来てたんです」

 ぼくがたどたどしく答えると、大森亜子さんが声を上げた。

「お兄ちゃんが?」

 ぼくは、昨夜の出来事を伝えた。

 ユタカ兄ちゃんを追ってここに来たこと。車で待ち伏せしていた人物のこと。自称・探偵の平針左京と出会ったこと。そして、たった今ぼくと不老翔太郎の眼の前で起きたこと――それらをできるだけ順序立てて、大森亜子さんとお父さんに告げた。

 ぼくが話しているあいだにも、ユタカ兄ちゃんのお父さんの表情は、ますます固くなっていた。

「妻がそんな大きな迷惑をかけていたなんて……」

 ユタカ兄ちゃんのお父さんは、キッチンの床にビジネスバッグを置き、力が抜けたかのように椅子に座り込んだ。

「お恥ずかしいことだが、お話ししましょう。妻とは……ゆたか亜子あこの母親とは、去年に離婚したんだ。妻は……元妻は、いろいろと問題を抱えている人なんだ。離婚してからも何度か私たちとトラブルになってしまってね……まさかはじめ君まで巻き込んでしまうなんて、ほんとうに申し訳なく思います」

 頭を下げるユタカ兄ちゃんのお父さんに向けて、不老は冷ややかすぎる視線を向けた。

「ご家庭の問題に深入りするつもりはありませんよ。御器所君は常人よりもいささか運動能力が欠如しているので勝手に尻餅をついた、いわば自損事故です」

 不老翔太郎の小学生らしからぬ物言いに、ユタカ兄ちゃんのお父さんも、妹の亜子さんも眼を丸くしていた。

「あなたと〈御器所組〉とのご関係は?」

 相変わらず無感情に、不老翔太郎は問いかけた。どうしてこの男は、大人に対して「あなた」なんて言えるんだろう?

「一也とは……ああ、えーと、一君のお父さんは私の中学校時代の後輩なんだ。住んでる世界は違うけれど、なんだか妙に一也とはウマが合ってね。それ以来の付き合いなんだよ。学年は一個違いだけど同じ高校に進学して、ずっといつもツルんでいたんだ。一君、きみが生まれたばかりのとき、会ったことがあるんだよ。大きくなったね。もう六年生なのか」

 父さんに「友だち」がいたなんて、心底意外だった。そして、それを「意外」と感じてしまったことに、さらに驚いた。

 〈組内〉のみんなにとって父さんは、いつだって怖くて、近寄りがたくて、けれどみんなをまとめる絶対的な「おやっさん」であり「組長」だった。

 そしてぼくにとっては……

 ふと立ち止まってしまう。

 ——父さんって、何だろう?

 今まで考えたことがなかった。父さんはどんな人なんだろう?

 父さんはどんな気持ちで〈御器所組〉組長という立場を引き受けているんだろう?

 ぼくの思案は、亜子さんのお父さんの言葉によって現実に引き戻された。

「妻が、いや元妻が、私の知らないところで裕や亜子にひどいこと……言葉にしたくないようなひどいことをしていたのを、私は長いあいだ気づかなかったんだ。ダメな父親だった。ほんとうにごめん、亜子」

「パパ、そんなに何度も謝らなくていいってば! 悪いのはあの人なんだから!」

 大森亜子さんの強い怒りのこもった言葉に、ぼくの胸の奥の方がぐいっと突かれる気がした。

「亜子もつらい思いをしただろうけど、裕も苦しんだ。裕の心は壊れそうになったんだ。その痛みを裕は外に吐き出し、周りを、そして自分自身を傷つけるようになってしまったんだよ。私がちゃんとケアできればよかったんだけれど、仕事にかまけていた。力不足だった。万引きをして補導されたのを機に、裕を一也のもとへ預けることにしたんだ。環境が変われば、彼にとっても何かいい効果があるんじゃないか、と思ったんだ。どうやら、私が間違っていたらしい。裕はさらに周りの世界を拒絶しているようだ……」

「奥様が、この家につきまとっているのはご存知でしたか?」

 不老が訊く。

「一週間ほど前、亜子からクリニックに電話があったんだ」

 すると大森亜子さんがそのあとを引き取った。

「夜の十一時すぎだよ。いきなりインターフォンが鳴らされて、ドアがガチャガチャ揺さぶられて、ドアの向こうではあの人が金切り声上げてわたしの名前を何度も叫んでて、ほんとに怖かった」

「なるほど、そこで探偵の平針左京さんに自宅の警護を依頼なさったんですね?」

「いや、平針なんて人は私は知らない。私立探偵だと言っていたね。探偵なんて雇ったりしないよ」

 ユタカ兄ちゃんのお父さんは答えた。

 では、いったいなぜ平針左京は昨夜、ここにいたんだろう?

 ぼくが思案していると、突然不老翔太郎が口を開いた。

「ところで最近、獣医師として迷子の動物を治療する機会が増えているのではありませんか?」

「え? ああ確かに、ここ二週間で四件の患畜かんちく……ワンちゃんが四匹にネコちゃんが一匹いたよ。いつもより多いから気になってはいたんだが……」

 ユタカ兄ちゃんのお父さんはぎょっとして眼を見開いた。悔しいことに、毎回毎回不老翔太郎には驚かされる。

「ねえ不老、どうして獣医師だって……?」

 言いかけたところを、不老が人差し指を一本立ててぼくを制止した。続いてその人差し指の先端を、キッチンのテーブルの脇へ向ける。

「さっき『クリニック』という言葉をおっしゃっていました。夜勤明けで日曜の朝に帰宅したのなら、開業医ではなくて勤務医で、病院勤めですね。あちらの卓上カレンダーに印刷されている広告は、犬用混合七種ワクチンのものです。その隣のペン立てに挿してあるボールペンには猫用混合三種ワクチンの広告が印刷されている。それよりも何よりも、御器所君、あちらの冷蔵庫に気づかなかったとは、きみの観察眼の甘さに驚いてしまうね」

「へ?」

 不老が指さした方向を見て、ぼくは思わず「ほええっ」と声を上げてしまった。

 ――この子たちを探しています

 ぼくたちが受け取ったものをまったく同じ、日傘の久屋ひさやさんが配っていた手作りのチラシが、冷蔵庫の冷凍室の扉に貼られていた。

「つながった……!」

 ぼくはついつい声を漏らした。

「久屋さんとお会いしたことは?」

 不老はぼくには眼もくれずに尋ねた。ユタカ兄ちゃんのお父さんはかぶりを振った。

「チラシを作っているのは、久屋さんとおっしゃるんだね。私は会ったことがないけれど、娘がチラシをもらってきたんだ。コピーして、私の勤めてる動物病院にも掲示してもらっているんだよ」

「そうだよ、動物虐待や安楽死をやめようっていうNPOにも、パパは協力してるんだ」

 亜子さんが身を乗り出した。しかし、不老翔太郎という男はとても冷静に「ふむ」と言い、右の眉を上げただけだった。

「さきほどお話のあった五件の迷子ですが、迷子になった動物たちはすぐ戻ってきたんですか?」

「動物とは言え、プライバシーに関わることだから詳しくは話せないな。一匹のワンちゃん以外は、三日から一週間ほどで親切な人に見つけられたそうだよ」

「みんな、あのチラシのおかげなんだよ」

 亜子さんが付け加える。

「ほう、実に興味深いですね」

 不老翔太郎の目つきがよりいっそう鋭くなった。無識的に、両方の手のひらをゴシゴシとこすり合わせ始めた。この男の脳内で、何かが素早く回転を始めたようだ。

「一匹の例外とおっしゃいましたが、例外の犬の場合は帰ってくるまで何日かかったんですか?」

 不老は冷ややかに問いかけた。すると、ユタカ兄ちゃんのお父さんと、妹の亜子さんの表情が、何か突っかい棒をはずしたかのように、一気に明るさを消してしまった。

「ねえパパ、こないだ言ってたチワプーのこと? まだ見つかってないの?」

 亜子さんの悲しげな問いかけに、ユタカ兄ちゃんのお父さんはうなずいた。けれどその面持ちは決して明るくなかった。

「どうしてそんなに迷子のペットのことが気になるのかな? 君の飼い犬がいなくなったりしたの?」

 ユタカ兄ちゃんのお父さんは心配そうな眼で不老とぼくを見やった。

「いえ、僕たちの知人の犬が失踪したのです。カニンヘン・ダックスフンドです」

 と、不老は答えた。

「また小型犬なのか。まさか、ブローカーが――」

 ユタカ兄ちゃんのお父さんが言葉を漏らすやいなや、不老が出し抜けに立ち上がった。

「そうか、その可能性があった! ああ、なんて僕は馬鹿なんだ!」

 不老が怒鳴るように声を上げた。

「どうしたの、不老?」

「御器所君、君のスマートな携帯電話を貸してくれたまえ!」

「へ?」

 とぼくが答える前に、いつの間にか不老の手にはぼくのスマートフォンが握られていた。

 なんという早業はやわざか!

 ぼくはまったく気づいてなかったけど、不老は携帯電話に一瞬でぼくの指紋を認証させて、起動していた。不老翔太郎が掏摸すりの天才であることを、ぼくはいつも忘れてしまう。

「不老、返してよ!」

 携帯電話を奪い返そうとしたけど、不老はいつ操作のしかたを覚えたのか、指先をとてつもない速度でスマートフォンに向かって走らせた。画面をスクロールさせると、続いて電話をかけ始めた。

「ねえ不老……」

「しーっ!」

 言うや否や、次の瞬間には不老の口調が一気に変わった。

「あー、もしもし、私、住人なんだがね、どの部屋かわからんけど、犬の鳴き声がうるさくてかなわないんだよ。どこの部屋? 何号室? 迷惑してるんだよこっちは!」

「うわ……」

 ぼくはぎょっとして身を引いた。意地悪で乱暴な初老の威張ったオッサンそのものじゃないか! とても小学六年生がなりすましているようには聞こえない。

「おたくにさあ、他にもクレーム入ってんじゃないの?……ほうら、そうだろう。エレベーターが汚れてるときもあるし、ほんとに困ってんだよ。おたくから注意してくれないかねえ」

 まったく堂に入ったなりすましだった。

 不老にこんな特技があったなんて、まったく知らなかった。この男が犯罪者でなくて、ほんとうによかったと心底思う。

「何号室? はあっ? 教えてくれないのか? だったらさあ、管理会社のおたくがしっかり注意してくれないと困るじゃないか。よろしく頼むよ!」

 不老は電話を切ると、大きく大きくため息を付いた。

「御器所君、僕は実に愚かだった」

「不老……よかった。帰ってきた!」

 もとの不老翔太郎が戻ってきて、ぼくは心の奥底から安心した。

「僕は大きな過ちを犯すところだったよ。犬たちは危険にさらされている可能性がある」

「へ? 犬たち?」

「今すぐ行かなければ!」

「行くってどこに?」

「決まってる、塾だ!」

 そう言いながら、不老はぼくのスマートフォンを放ってよこした。

「塾ってどこの?」

 またしても、慌ててスマートフォンをキャッチして、ぼくは訊いた。けれど不老はぼくを完全に無視して、亜子さんのお父さんに顔を向けた。

「車を出してください、今すぐに!」

 不老は眼を見開き、額がぶつからんばかりにユタカ兄ちゃんのお父さんに顔を近づけた。

「あ、ああ、わかったよ」

 不老の剣幕に気圧けおされたように、ユタカ兄ちゃんのお父さんはうなずいた。

「わたしも行く!」

 亜子さんも声を上げた。


「フラン姫の失踪」第7部へつづく

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る