松波綾瀬
【778プロ】
綾瀬「はじめましてぇ。某プロダクションからお引っ越しで来ましたぁ♪松波綾瀬よぉ。よろしくねぇ☆」
莉亜「えっ!綾瀬ちゃんって、guilty'lolli-popのモデルでアイドルの、あの……!?!?」
綾瀬「んふふ、そうよ♪ギルロプに関しては元だけどねぇ」
莉亜「わ、わぁ〜〜〜……!本物だぁ…。本物がいる…!!あの、私、好きです…っ!雑誌も、毎月チェックしてました…!!」
綾瀬「あらぁ♪それは嬉しいわぁ。ありがとぉねぇ☆」
凜音「……ねぇ、あの人、そんなに有名なの?知ってる?」
湊「えぇ、私は知っているわ」
芙由「いや、アタシはしらないけど」
凜音「だよね。ねぇ湊、綾瀬さんってそんなに人気なの?」
湊「えぇ、まぁ。モデル界ではそこそこ有名だと思うわ」
凜音&芙由「ふ〜ん」
綾瀬「ふふ、貴方達も、よろしくねぇ」
凜音「え、あぁ。…よろしく」
芙由「よ、よろしく」
湊「よろしくお願いします」
莉亜「ちょ、ちょっと凜音ちゃんに芙由ちゃん!先輩アイドルサマだよ!?敬語使わないと…」
綾瀬「ふふっ。いいのよぉ♪芸歴は私のほうが長いけどぉ、年齢はそんなに変わらないみたいだしねぇ。タメ口でも構わないわぁ」
凜音「ん?みたい…?私達のこと知ってるの?」
綾瀬「勿論よぉ。アイドルの仕事をしているんだからぁ、移転先のプロダクションのアイドルをチェックすることなんて当たりまえよぉ」
莉亜「さっ、流石です…!!」
湊「意識が高いのね。私も見習わないといけないわね」
綾瀬「んふふ、頑張って頂戴。湊ちゃん、莉亜ちゃん、凜音ちゃん、芙〜由っ♪」
芙由「何でアタシだけ呼び捨てなんだよ!?」
綾瀬「えぇ〜?だってぇ、778プロの同期だしぃ?年下だしぃ〜〜?」
芙由「くっそ……!!ムカつく喋り方しやがって…!!!」
綾瀬「んっふふ〜♪みんなも気軽に綾瀬って呼んでねぇ〜♡」
みいな「はぁ……朝からレッスンとかつらみの極み…」
芙由「あ、みいなだ」
綾瀬「んん?………えっ」
みいな「ん……?……あぁ〜…芙由ちゃん…に………エ゛ッッッ!?!?」
凜音「うわ、なんか来た…」
湊「何なのかしら、あの服…」
みいな「あっ、貴方が松波綾瀬さんですかっっっ!?」
綾瀬「え、えぇ……そうだけど…」
みいな「ああああのっっ!!ぎぎ、ギルロプの頃から好きでした!!!!おっっ同じ事務所でアイドル出来るなんて夢みたいですうううう!!!」
綾瀬「う、うん。あの、分かったからぁ…とりあえず、落ち着いてくれるかしらぁ…」
みいな「あっ…。ご、ごめんなさい、つい……自己主張の強い厄介オタクになってました…許してください…」
綾瀬「あのぉ……愛欲、さん…?よね?」
みいな「はっ、はい!!?…?なんで私の名前を…」
綾瀬「な、なんなのぉ…その服はぁ……?」
みいな「………あ、やばー…」
莉亜「アイドル命!って行書体でプリントされてるTシャツにカラフルなチュールスカート…?」
芙由「みいなって面白いカッコするよなー!」
みいな「えっ?別にウケは狙ってないんだけど…」
凜音「なんか……申し訳ないけど、売れない地下アイドルの衣装みたいな服だね」
みいな「グサッ」
湊「そうね。なんというか……異端よね」
みいな「グサグサグサァッ!」
綾瀬「もしかしてだけどぉ…その格好でここまで来たのぉ?」
みいな「………ひゃい」
綾瀬「ダサいわね」
みいな「…(৹ᵒ̴̶̷᷄﹏ᵒ̴̶̷᷅৹)」
莉亜「まっ、まぁまぁ…!これもみいなさんらしいっていうか……」
みいな「うぅ。それ、フォローになってないよぅ…」
莉亜「…ごめん」
みいな「………いいよ…」
芙由「っつーかさー、いつものピンクでメルヘンな服はどーしたんだ?」
湊「あぁ、いつも着ているあのロリータ衣装ね」
みいな「だってさー。いつもいつもアレじゃ流石に飽きるじゃん?」
凜音「…その服よりマシだと思うけど」
みいな「マシ!!!ひでえ言い草だな!!」
綾瀬「まぁ、貴方が普段どんな服を着ているかは知らないけどぉ…。アイドルならもっと身嗜みに気を付けるべきよぉ」
みいな「ウッス……」
綾瀬「ってことでぇ、放課後にショッピングにでも行くかしらぁ?みなさんで♡」
みいな「えっ!?ほっ、放課後に……アイドルたちと……デート…」
芙由「はぁ〜っ!?何でアタシまでショッピング行かなきゃなんないんだよー」
綾瀬「行きたくないなら行かなくてもいいわぁ」
凜音「芙由は天邪鬼なだけだからホントは行きたいんだよ。ね、芙由」
芙由「……ハァ〜」
綾瀬「そぉなの♪可愛いのねぇ。うふふっ」
芙由「くっそぉぉぉ〜〜〜………!!」
綾瀬「湊ちゃんと莉亜ちゃんはどうかしらぁ?」
湊「私も今日は予定がないから問題ないわ」
莉亜「私も大丈夫!」
綾瀬「ん〜、みんな大丈夫な感じかしらねぇ?それじゃぁ、みんなのレッスンが終わり次第ロビーに集合ねぇ☆」
【放課後】
綾瀬「みんなぁ、集まったかしらぁ?」
芙由「なーんでみいなのクソダサいセンスを改めるのにアタシまで巻き込まれんだよ…」
みいな「ごめんて……(私が提案したわけでもないのになんでみいなちゃんが謝ってんの…?)」
湊「まぁいいじゃない。たまにはこういうのも♪」
凜音「うん、このメンバーで集まる事なんてないしね」
莉亜「だね〜っ!えへへっ、楽しみだなぁ〜…!」
綾瀬「じゃぁ、早速行くわよぉ〜☆」
みんな「おーっ!/おぉ〜……」
ーワイワイ皆でショッピングを楽しんだ…ー
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます