第7話:WAZ軍基地
ヴァン「レイ君、着いたよ。」
戦闘後それまでの元気がなくなり、下を向き静かになったレイにヴァンが伝える。
レイ「ここがWAZの基地…こんなに大きいとは…」
大きな壁…ゲートを潜ると、とてつもない大きさの要塞が目の前に。
レイはポカンと口を開けている。
ヴァン「ようこそ、WAZ軍EU基地へ」
敷地内でゴウダを乗せた車と別れ、車は要塞の中へ。
ヴァン「あとで施設を案内するが、まずはみんなに紹介。」
レイとヴァンはゲートの入り口で車を降り、エレベーターで地下へ。
一番深い所にある指令室へ。
エレベーターの扉が開くと、そこには巨大スクリーンや大きな機械、たくさんのPC…WAZの制服を着た軍人が大勢…
レイは基地に入ってから口を開けっ放しだ。
レイの肩に手を置き、
ヴァン「ただいま戻りました。みんな、レイ=ジェンナーだ。」
レイは会釈する。
金髪の女性「ヴァンお帰りなさい。初めまして、レイ君。管制官のミーナです。」
レイ「初めまして」
照れながら挨拶するレイ。
ヴァン「ミーナ、大佐に報告してくるから、今基地にいるウエポンズとキム、ガイを集めておいてくれないか?」
ミーナは笑顔で頷く。
指令室を奥に進むと、大きな扉の前へ。
ヴァン「ヴァンです、レイ=ジェンナーを連れてまいりました。」
大佐「入れ。」
ヴァン「失礼します。」
一礼し、部屋に二人が入る。
大佐「ロック大佐だ、大きくなったの、レイ」
レイ「???」
ロック「無理もない、君がまだヨチヨチ歩きの頃だったから。ご両親もアンディーもよく知ってとるよ。昨夜の事件…アンディーは残念だった…」
驚くレイ。
レイ「アンディーからは両親の事あまり聞かされてなかったから、ほとんど知らないんです…教えてもらえませんか?」
ロック「すまんが、今から会議があってゆっくり話せないんだ。またゆっくり話せる時間を作るよ。これからどうするんだい?ここにいればルイの捜索も手伝えると思う。」
レイは頷き
レイ「ありがたい話ですが、考えさせて下さい。」
ロック「いつまでいてくれても構わん。ヴァン、関係者PASSを渡し、基地の案内してやってくれ。」
ヴァンは敬礼してレイを連れて部屋を出る、指令室へ。
ヴァン「ニーナ、集めてくれてありがとう。」
仲間たちを集めてくれたニーナに礼をいうと、レイに紹介し始める。
ヴァン「この基地にウエポンズは7人。今基地にいるのは3人。俺とFlyことジャック軍曹、Sedationことルーシー伍長。あとはまた紹介するが。」
ジャックは軽く浮き、ルーシーはレイの動きを止める能力でレイに挨拶。
ヴァン「それと世話になることになるだろう、メカニックのキムとトレーナーのガイだ。」
皆よろしくと挨拶を交わした。
ジャック「能力は何なんだい?」
レイは首を傾げる。
ヴァン「今まで使ったことがないからわかっていないらしいんだ。さっきの戦闘で巨人の握力をはねのけたが…レイ君、能力について詳しく調べる事出来るけどやってみるかい?」
レイ「はい、是非知りたいです!」
ヴァン「ガイ、レイ君の診断頼んでいいか?俺はトシローの様子を見にリンの所に行ってくる。」
ガイ「了解。じゃあレイ君、ジムへ案内するよ。」
レイ「はい、お願いします。」
ガイに連れられジムへ
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